その昔、伯備線の新見機関区には、D51とC58がごろごろしていた。中型万能機のこの2種があれば、昭和40年代の地方都市、山間のレイアウトを表現するには十分だろうか。
Nゲージ 機関車
KATO
- 質感からいえばKATOの機関車はよくできている。走行音も静かだ。
最近でこそ蒸気機関車は他のメーカからたくさん出ているようだが、私が集めていた頃はKATOと有井(マイクロエース)しかなかった。
Tomix
- (最近のものはわからないが)ちょっと走行音がにぎやかな感じがする。また、ちょっとプラスチック感が強いかも。
ただし、話題性のあるものが多い。
また、蒸気機関車がないにもかかわらずターンテーブルがあった。逆にKATOは蒸気機関車があるのにターンテーブルがなかったり。
マイクロエース
- 特定ナンバーの機関車が多く出ている。車種も豊富で嬉しいところだ。
- 9600形機関車
- 大正時代の機関車ながら、蒸気機関車末期まで大活躍。小さなレイアウト、駅構内に蒸気がたむろす場所があるレイアウトならどこに置いててもいいし、石炭車や黒い貨車の牽引にもいい。
- C55形機関車
- 1,750mmの大径スポーク動輪、近代型のスタイルを確立した機関車。レイアウト上では茶からブルーの客車の牽引か。
- C57形機関車
- C形機関車で初めて箱型輪心を採用した機関車。レイアウト上ではC55同様、茶からブルーの客車の牽引か。
- C58形機関車
- 中型の万能機関車。近年を再現したレイアウトならどんな場所にいてもおかしくないと思う。
- C59形機関車
- 東海道、山陽筋の戦前の特急列車を牽引させるなら、この大型機か。長編成を引かせるには大きなレイアウトが必要か。
- C60形機関車
- C59を東海道、山陽から転出させるときに従台車を2軸化。イメージ的には東北、九州のレイアウト向けか。C59、C62より短い数両編成の客車でも似合いそう。
- C62形機関車
- 戦後の特急列車の牽引にはやはり、これ。レイアウトも大きくないと。函館の山線をイメージした山間部の中を走らせるのもよいかも。
- D51形機関車
- 1,115両とわが国の最大両数を誇った機関車。蒸気がいるレイアウトならどこにいてもおかしくないが、長めの貨車を牽かせたい。
- EF15形機関車とEF57形機関車
- いわゆる旧型電機。
茶色のボディは無骨ながら力強さを感じるもんで。茶色系の客車の牽引ならこれか。 - EF58形機関車
- 戦後のブルー系の客車、特急列車から荷物列車までならこれでしょう。大きな駅のレイアウトが作れるなら、蒸気と交代の場面もできるかも。
- EF64(1000)形機関車
- 国鉄最後の新製電機。ブルトレもいいが、やはり青梅線などでみたホッパ車を牽かせた姿がいいけど。
- EF65形機関車
- 0番台なら貨車でしょうが、500番台、1000番台ならやっぱブルトレかコンテナのみの列車の牽引のイメージ。
- EF66形機関車
- 私のイメージの中ではブルトレはEF65。EF66は長大なコンテナ列車か白い冷蔵車レサ10000系による鮮魚列車。
- EF30形機関車とEF81形機関車
- 関門トンネル用のステンレスボディの電機。レイアウト上ではEF30は客貨車の牽引というより、重連で待機して構内を往復か。
- EF65形、EF81形機関車 スーパーエクスプレス・レインボーの牽引機塗色
- 実機にはいろいろな運用があるが、やはりレイアウト上ではレインボー専用か。
- ED75形機関車、EF70形機関車、EF71形機関車
- 私が住むのは直流電化地方。赤い機関車にはなじみが薄いので、レイアウト上を走られるより、交直流の境の機関区のセクションを作りたいが。
- DD51形機関車
- ディーゼル特急とあわせて山間のレイアウトで貨車を牽引させたいが。
- DE10形機関車
- 貨車を留置できる線を確保したレイアウト上で構内をちょこちょこ動かしたい機関車。
- DE15形機関車
- 雪景色のレイアウトでなければ、ちょっと活躍の場が少ないものであるが。