エコーモデルの保線詰所。単線機関庫と同じく書棚に収容できるようにベースを作成したのだが、後は実家の倉庫で保管中。いったん掘り出して中を確認してみた。
鉄道模型(HOゲージ)の部屋
- HOゲージは、線路軌間が16.5mmで、日本型車両は1/80スケールで作られる。
しかし、その規格・・というか、HOゲージと言えば16.5mm、1/80スケールといった時代は2~30年前のもの。 今では、軌間が12mm、13mm、スケールが1/87、1/76など多種多様の雑多な規格が乱立する世界に思える。いろんな意見に対応するメーカーが増えたのも一因かもしれないし、モーター等も小型のものができるようになって狭軌の機関車も適正なスケールで作ることができるようになったのかもしれない。 - 最近のキットや完成品はディテールもすばらしい物であるが、値段もすばらしい物である。
模型屋さんの店頭には一両で10数万円を軽く超えてしまう完成品がずらりとならび、真鍮製のキットでも大型機関車になれば10万円になってしまう。 もうすでにHOゲージは子供のおもちゃではなく、大人のコレクションと化している。もっとも、昔も所得水準から見ればそれなりに高価だったのかもしれないが。 日本の住宅事情から言えば走らせる場所も確保できない、車両も高価で何台も手に入れることができない。必然的に台数を絞ってディスプレイ傾向になる。従って軌間が異なろうが、スケールが異なろうが問題は少ない・・ということになるんだろうか? - 高価なものとなったHOゲージは私の「趣味の部屋」の中では、衰退の兆しがある。
寂しい限りである。