ウォーターラインシリーズなどのプラモデルを飾るベースとして海面の波を表現した板やらぺらぺらに見えるシートが売られているのを見たことがある。海面シートとか呼ばれていたり、なみいたくんという商品名のものがあったり。
模型・プラモデルの飾り棚を作った(その4)(完成)

鉄道模型やら完成したプラモデルは飾っておく棚をメタルラックを使って作り始めた。
今回はその4・完成。
アクリル板で囲った。
周囲をアクリル板で囲って埃よけにする予定だった。
Nゲージのレイアウトを囲うアクリル板の寸法が決まってからまとめてアクリル板を注文しようとしていたが、まぁ、Nゲージのレイアウト工事は進まないのは目に見えている。
しかし、一部のレイアウト用の台枠はできているので、この部分と今回の飾り棚の部分だけアクリル板を注文することにした。
厚みは・・どうしよう
これまで、アクリル板で幅900mm、奥行き300mm、高さ270mmのアクリル板のケースを作ったことがある。
(写真上) こんな感じのもので、ベースは化粧棚板で上からかぶせる部分がアクリル板。
板厚は3mmだが、このケースを2段重ねにできるほどの強度はあった。
今回はメタルラックの三方を取り囲むだけで強度は不要。
ただ、前面は1120mm×760mmとそれなりに面積がある。
2mm厚のアクリルではかなり しなる のではなかろうか。
しかし、3mmで大丈夫という保証もない。
ホームセンターでもこんなサイズのアクリル板は見かけたことがないのでどの程度 しなる のか見当もつかない。
それに、重量はどれくらいになるんだろう。
調べてみると、
計算式は縦cmx横cmx厚みcmx1.19(比重)=重量(g)。
・・比重はものによって多少違うみたい。
前面につける予定の1120mm×760mmの板は、
2mm厚だと2.03kg、
3mm厚だと3.04kg。
1kgも違うんですなぁ。
側面のアクリル板と前面のアクリル板の突合せ部分はアルミのアングルを取り付けるつもり。
これで補強もでき、しなりも抑えられるのではなかろうか? という根拠もない理由で、板厚は2mmにした。
ただ、同時に注文したNゲージのレイアウトを囲う部分の天井は2mm、側面はあまりしなっては困るので3mmにした。
以上、アクリル板の注文は、
1100mm×1300mm×2mmのものが5枚、
1100mm×1300mm×3mmのものが1枚、
合計6枚。
あまり細かくカットを依頼するのも迷惑かなぁということで、 所定幅×1300mmの横方向だけにカットしてもらい、高さ部分は自分でカットすることにした。
送料等々を含めて約22,000円。
詳しくは按分していないが、約15,000円から16,000円くらいが今回の飾り棚(2つ分)に使用するものの価格ではなかろうか。
工作
(写真上) 側面部分は450mm×1120mm×t2mm。
約1kg。
これが2枚。
前面部分が約2kgなので、1ラックあたりのアクリル板の重量は約4kg。
(写真上) 所定の高さにカットしようと折り曲げたダンボールの上に乗せると・・かなりしなる。
大丈夫か?
(写真上) 曲尺とアクリルカッターを使ってカット。
このアクリルカッターも年季が入っているが、油砥石でメンテナンスするとまだまだ十分使える。
(写真上) 側面のカット完了。
450mm×1120mm×t2mm・・多少しなっているが、なんとか自立できるみたい。
(写真上) 両側面完了。
形になってきた。
(写真上) 中を覗くとこんな感じ。
(写真上) 三方分のカット完了。
(写真上) 2ラック分のカット完了。
前面のアクリルは簡単に取り外しができるようにし、ここから中身の入れ替えを行う予定。
(写真上) アクリル板は1120mm×760mm×t2mm。
この両端に25mm×25mm×t2mmのアルミアングルで補強。
裏側にもt2mmのアルミのフラットバーを配置し、アクリル板をサンドイッチする。
(写真上) アルミアングルは・・
1本2000mmで税込み1,077円。
これを四隅に配置し、ラック2個分となると8,616円。
・・・高い。
なもんで、1本2000mmのアングルを1120mmと880mmにし、後ろ側は短いのにした。
あまり見えないし。
これで、アングルは4本ですみ、4,308円也。
その他はフラットバー分。@208×4+taxで898円。 それなりの出費になった。
・・・イ、イタイ
(写真上) 当初はアングルとフラットバーを両面テープでアクリル板に接着し、さらに何か所かネジで止めようと思っていたが両面テープのみでもなんとかなった。
(写真上) 写真じゃ見にくいけど一応、アクリル板がついてます。
中段、下段の影は前のものが反射してるのであって、汚れではない。
結構透明度は高い。
市販品ならコーナー部分のアルミアングルは細いものを使用するんだろうが、なにせ、この中側にはメタルラックの太いパイプがあるのだから、それを隠す意味もあって今回のは25mm幅。
(写真上) これで2個の飾り台が完成。
ウ~ム、植物用の温室に見えなくもない・・