電源が壊れて放置ていたSS51G。現在でも代替の電源は売っているようだ。しかし、価格は1万円程度で、SS51Gに使っているPen4 1.8GのスペックのPCをよみがえさせるにはちょっと高価に思える。
LATITUDE X300のメモリ追加
2003年にDELLから発売されたいわゆるB5ノートパソコン。
Pentium M 1.20GHz、メモリ128MB、OSはWindows XP Professional。
調べなおすとこの最小構成でメーカー価格は188,000円だったようだ。
今から見ても結構お高め。
出先でOfficeを使う必要があってメモリを512MB追加して買ったもの。
当初はそこそこ使えていたのだが、いつごろからかOSが重くなって起動もままならなくなっていた。
何ヶ月か使わないでおいて更新プログラムが溜まっていると電源をいれてからスタートボタンをクリックしてメニューが表示できるようになるまで1時間もかかることがしばしば。
やっと更新が終了して再起動したと思ったら、今度はアンチウイルスソフトの更新でこれまた数十分。
出先でのofficeを使った仕事は他のPCに譲って隠居状態。
OSを軽く動くLinuxに載せ換えた時期もあったが、あまり用途が無かった。
最近、プラモデルの名板をwordで作り始めたが気負ってやるものではないので、コタツに入ってテレビを見ながら作業ができたらいいなぁと思うナガラ族。
このPCのことを思い出した。
XPもサポートが終了して更新プログラムもなくたまに悪意のあるプログラムの削除ツールが配信されているのみのようだ。
全くのスタンドアロンでの使用というわけでもなく、他のPCとのファイルの交換もあるので一応アンチウイルスソフトAVGのフリー版を入れて第二の人生スタート。
電源を入れて、ハードディスクのガリガリが収まってスタートメニューがクリックできる程度まで動作するのに約10分強。
AVGの更新があるとさらに時間がかかる。
まぁ、時間がかかるのはなんとか我慢しよう・・と思っていたら「仮想メモリが足りない」というメッセージが出る。
何日か様子を見ていたが、AVGの更新があるとその処理でメモリ不足となるようだ。
まぁ、一応更新はできるようだが、それが終わるまで他のAPは使えない。
・・つまり、デフォルト128MB、追加512MBの計640MBのメモリではOSとアンチウイルス
ソフトの更新が動いたら、他のAPは動かないということ。
・・ダメじゃん。
ユーザーが使えるメモリスロットは1つのみで最大1GB、PC2100かPC2700のメモリが搭載できるようだ。
一応SOIMM DDR SDRAMの販売状況を調べてみたら細々と販売されていた。
PC2700、1GBで1,485円、送料無料。
今更お金をかけるPCではないが、1,485円くらいならままいいか。
底の蓋を開いてメモリ交換。
無事に起動。
デフォルト128MBとあわせて1.11GBのRAMとなった。
PCの起動時間はこれまでの十数分が3分程度に短縮できた。
タイミングよくAVGの更新も走ったようだが、今回の更新ではメモリ不足が表示されることは無かった。
ということで、1,485円の投資でしばしの延命となったのでした。