2C通信で複数のスレーブとなるPICマイコンを制御しようとしている。PICマイコンの処理が追いつかなければ、マスター側からの電文送信を抑止しなければならない。が、たかがNゲージレイアウトの制御。ソフトウェアばかりに手間暇かけていろんな機能を盛り込んでもきりがない。処理が追っつかなきゃPICマイコンはリセットじゃ~~
ポイントマシン・・ちょっぴり省スペースにしてみた (その5)
ステッピングモーターを使ったNゲージ用のポイントマシンを作っているが、ステッピングモーターの制御用の基盤は完成したので、次は実際にポイントを転換する機構を作り込むことに。
(写真上) 試作段階ではステッピングモーターをMDF板に取り付けてレイアウトのベースに埋め込むことにしたが、ちょっと大きめ。
レイアウトの延長用台枠2個はローカル駅となるのでポイントの数もそれぞれ2個、3個と少ないのでスペースに関しては問題ないが、メインとなる駅は両端に計12個のポイントが集中する。
ちょっと省スペースの物ができないか試してみた。
(写真上) アルミのアングル材をいくつか組み合わせて作ってみた。
ステッピングモーターに取り付けた回転するネジに角のナットを取り付けているので軸が回転すればナットが移動する。
ナットには1mmのピアノ線が入る穴をあけてあり、ピアノ線が動くことによってポイントが切り替わる。
問題は、モーターの回転を止めるためのスイッチ。
今回はマイクロスイッチを使用してみた。
(写真上) 黒いのがマイクロスイッチ。
ナットに差し込んだピアノ線を下側にも出るようにして、このピアノ線でマイクロスイッチを押すようにしてみた。
(写真上) マイクロスイッチの位置をずらすことでON/OFFになるタイミングを調整する。
(写真上) レールに取り付けてみた。
(写真上) 今回使ったステッピングモーターはちょっと大きいが、小さいサイズのものもある。
これを使えば省スペースのポイントマシンができる・・ハズ。
問題は(モーターを停止する)スイッチが入るタイミングの調整。
マイクロスイッチはピアノ線のテンションによって押すのでマイクロスイッチの位置調整が割とシビアになる。
それでも、レイアウト作成時はいろんな角度からアクセスできるのでスイッチの調整は容易だろうと思う。
が、レイアウト完成後に、スイッチの交換等が必要になった場合・・
延長用の台枠2個はひっくり返せるが、台枠が大きいメインレイアウトではレイアウトの下側からしかアクセスできず、かなりメンテナンス性は悪くなりそう。
さて、どうしよう。
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・・「ステッピングモーターのポイントマシン、試作品を最終形に (その6)」
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・・「ポイントマシン用ステッピングモーターの制御基板 (その4)」