どこにでもある外流し。バイクの整備の際に部品を洗ったりするのに重宝である。以前、GT125のニードルジェット類を洗っているときそのうちの一つが、コロリン、コロコロリンと流しの下に吸い込まれてしまった。
カタナ =2号機= クラッチレリーズアーム交換 (2000/5)
パワーアシストクラッチが故障したのが、1999年6月。
クラッチを握ろうが、握るまいが電気を喰うらしく、バッテリーがすぐあがってしまうのだ。
やむなく、スイッチを切ってパワーアシストクラッチが効かないようにしていた。
カタナのクラッチの重さは評判であったが、意外にもパワーアシストがなくても..軽い..とまではいかないが、我慢できないほどの重さではない。
XJRの油圧クラッチの方が重いくらいだ。
それよりも、心配なのが最近弱ってきたように見えるバッテリー。
セル数回でもう、ねをあげてセルが回らなくなる。
パワーアシストクラッチの魅力も捨てがたいため修理を考えていたが、このバッテリーの様子だと持ちこたえられそうもない。
そこで、モーターを取り払ってレリーズケーブルとレリーズアームを交換することにした。
ブースターモーター撤去
まずは、パワーアシストクラッチ用ブースターモーターの撤去。
パワーアシストクラッチのモーターはガソリンタンクに隠れているので、ここまでバラさないと取り外せない。
フレームの間にあるのがパワーアシストクラッチ用ブースターモーター。
フレームの狭い間に格納されたブースターモーターを取り外すのに結構手間取ってしまった。
パワーアシストクラッチの正体、ブースターモーター |
クラッチレリーズアーム交換
クラッチワイヤーは中間にパワーアシストクラッチ用のブースターモーターが入っているため使えないので、神戸ユニコーン製のクラッチワイヤーに交換。
これだけで、パワーアシストクラッチは撤去完了であるが、さらにクラッチを軽くするため、レリーズアームを交換。
使ったのはYRPレーシングのイージクラッチというもの。
純正のクラッチレリーズアーム |
→交 →換 |
YRPレーシングのイージクラッチKITと 神戸ユニコーンのクラッチワイヤーに変更 |
アームが長くなっていて、テコの原理でクラッチ操作が軽くなるというもの。
まだ、試運転はおこなっていないが、調整をしている時の感じでは結構軽くなったような気がする。
..ただ、ここのところバイクに乗る機会が減っているにも関わらず、セルをほんの一瞬回すだけで、エンジンは元気良く始動する。
結構バッテリーも大丈夫のようだ。
パワーアシストクラッチ直してもよかったか?