【自動車プラモデルのストックリスト】アリイ 1/32 オーナーズクラブシリーズ No.26 スズキ フロンテ 360。1963年にガソリン・エンジンオイル自動混合方式のエンジンになり、1965年にはエンジンオイル直接噴射方式のエンジンが採用されている。1967年にモデルチェンジされて2代目となり、名前にも360がついて「フロンテ 360」。倉庫入りの前に簡単な製品レビューを残しておこう。
’63 ホンダ T360 (アリイ:マイクロエース 1/32)
1/32 オーナーズクラブシリーズ No.22
’63 ホンダ T360(昭和38年)
株式会社 マイクロエース(有井製作所(アリイ))
2012年3月購入 (購入時価格 ¥600(税別))
模型店の店頭で見かけたオーナーズクラブシリーズの作例を見てこのシリーズをいくつか購入した中の一台。
子供の頃、近所の金物屋が使っていたのがこのT360だと思う。フロントマスクに見覚えが。
それよりなにより、八百屋のトラックに比べて色が綺麗だったことを思い出す。
ハイカラとでも言うんでしょうかねぇ。
これで、近所にあった、八百屋の「ダイハツ CM10T」、米屋の「マツダ K360」か「ダイハツ ミゼット」、金物屋のホンダ T360が揃った。
他の近所の店は・・・狭い町だったので酒屋は広い荷台のバイクを使っていたり、さほど車は多くなかったと思う。
昭和30年代ですもんね。
倉庫に入れる前に簡単な製品レビューを備忘録がわりのこのHPに残しておこう。
パッケージ
パッケージ側面は上面と同じ絵と解説がある。
解説。
「軽トラックながら、このトラックのメカニズムは”スポーツトラック”と呼ばれるに値した。」
このT360は昭和38年(1963年)に登場したホンダ初の4輪自動車で、日本初のDOHCエンジン搭載という軽トラック。
水冷4ストローク直列4気筒DOHC 354ccのエンジンは京浜精機の4連装備キャブレターか三国工業の双胴型キャブレターの2連を装備し、最高出力は30馬力。
ただ、キャブはのちにシングルに変更されているようだ。
ツインカムの軽トラがあったのか・・恐るべし。
1/32 オーナーズクラブシリーズにラインナップされている昭和35年(1960年)のマツダの軽自動車、R360クーペは16馬力、 昭和37年(1962年)のマツダ・キャロルは18馬力。
軽乗用車から乗り換えたい人がいてもおかしくないくらいか?
「おらの牛乳瓶いっぺェ積んだツインカムの軽トラで、オメェのクーペ、ぶっちぎったる・・」
キット構成
キット構成。
パーツは一袋に収まる。
フロントマスクは別パーツ。
三輪軽トラの先が尖ったようなものと違って平面だからかバリは少ない方。
このシリーズの型はかなり古そう。
やはり、形状に曲名が多いキットはバリも多いのかな?
マツダK360よりも少し広いか。
詳しく測ったわけではないが、荷台は三輪トラックのなお、この’63 ホンダ T360には後発の製品として幌つきのバージョンがある。
同じ価格で幌付き・・そちらの方がお得です。