Windows上のVMWare Workstationの中でLinuxを動かし、その中でVMPlayerを動かし、さあ何かOSをインストールしようとしたら、「VMの中でVMは動けましぇん」というようなメッセージが出てきた。
やっぱダメ?
ブルースクリーンで落ちまくる
昔は「原色の青です。モニターの色を調整してください」と言ってるかのようなドギツイWindowsのブルースクリーン。今ではちょっとドギツさは減った色調となっているが、一日に5回、10回と出てくるとヒジョーに腹が立つ。
P6T WSが1台壊れたのでパソコンを新調した。
ハイエンド機1台より、ローエンド機2台の方が何かと便利。
ASRockの「B85M Pro4」に Core i7 4790と、同じくASRockの「H81M-HDS」にCore i5 4460。
OSはWindows10 Homeをクリーンインストール。
2台とも同じようなソフトを入れて、どちらを使ってもいいようにインストールを進めていた。
ある程度進んでaviutl関連のインストールが終了。
今回はこれまでのi7 920に比べてi7 4790のエンコード時間がどれくらい短くなるのか期待していたのだ。
B85MとH81M双方でバッチエンコードの設定をして迎えた翌朝。
2台ともログイン画面に戻っていた。
エンコードされたであろうファイルは未完成だった。
いろいろ調べていくとイベントログにKernel-Power 41「システムは正常にシャットダウンする前に再起動しました。」が記録されていた。
Officeがアンインストールできない
ひとまず残りのインストールを続ける。
B85MにOfficeをインストールしている途中でブルースクリーン「CRITICAL_STRUCTURE_CORRUPTION」。
嫌な予感がしたが、プログラムのアンインストールの画面にはOfficeの項目があったのでホッとして実行。
だが、アンインストールできなかった。
再インストールもできないし、アンインストールもできない宙ぶらりん状態になってしもうた。
調べたところ、マイクロソフトからこのようなときのアンインストールツールが提供されているようなので、これでアンインストール。
無事、再インストールができた。
ファイルのコピー中にこける
キャプチャーしてUSBハードディスクあったファイルを内蔵ディスクに取り込むことにした。
1ファイルが100GB~500GBの大容量ファイルを幾つかコピー。
2台のPCともにこれをコピー中にブルースクリーンでこけた。
その後、いろいろと操作しているとブルースクリーンで落ちまくるようになった。
原因の特定が難しいやっかいな問題らしい。
しかも、2台とも。
H81M-HDSの方のイベントログのKernel-Power 41の近くにigfxHK.exeのエラーが出ていた。
インテルのディスプレイドライバーらしい。
B85Mの方のイベントログには原因らしきログはなかった。
ASRockのホームページで調べると、双方のマザーボードともに製品添付のCDより新しいバージョンのドライバが出ていた。
ドライバ更新
ディスプレイドライバー、オーディオドライバー等を更新。
しばらくwindowsを使ってみていると・・落ちる・・_| ̄|○ ガクッ
ただし、H81M-HDSの方のイベントログにはigfxHK.exeのエラーはなくなっていた。
ASRockのホームページにはこれ以上新しいバージョンのドライバはなかったのでインテルのページを探すと、B85Mに使えるASRockのものより新しそうなバージョンのものがあった。
これをB85Mにインストールして様子をみていると・・落ちる・・_| ̄|○ ガクッ
sfcコマンド
システムファイルの不足や破損しているものがないか調べるsfcコマンドを実行してもエラーはなかった。
(コマンドプロンプトから「sfc /scannow」)
エクスプローラでディスクのチェックをしようとすると、「必要がありません」というメッセージが表示された。
・・そうですか、必要ありませんか。
USB機器
拡張ボードには何も挿していない。
USB機器はハードディスクは外し、残っているのは無線キーボード、マウスのレシーバーのみ。
この挿す位置を変えてみたが、それでもだめ。
電源オプションは高パフォーマンスとしてモニタも切らない設定。
とにかく、OSが随時休める状態か確認せずに他の仕事に一生懸命専念できる設定・・
B85Mの方はP6T WSが入っていた筐体を使い、電源は520W。
これまでi7 920とハードディスク4基、光学機器2基でトラブルなく動いていた。
それに比べて消費電力の少ないi7 4790、ハードディスク3基、光学機器1基なので電源容量に不足はないはず。
H81M-HDSの方はi5 4460、ハードディスク2基、光学機器1基に300Wの電源。心配ないと思っているのだが。
再インストール
1~2時間も持たずに落ちてしまう状況だとハードディスクが心配。
電源がブチッと逝くわけではないので物理的には大丈夫だと思うが、さすがに論理的に壊れるでしょう・・
2台とも再インストールすることにした。
それでも落ちる
OSのインストールが終わって考えた。
APのインストールをどないしよう。
と、言ってもこのままじゃ、IEでネットをみてメディアプレーヤーで音楽を聴くだけのパソコン2台になってしまう。なにかAP入れないと。
ちなみに、前回インストールしたAPはこれまでP6T WSで使っていたものに2~3個追加したのみ。
一応、前回と同じにインストールしてみた。
その結果・・落ちる、落ちる・・_| ̄|○ ガクッ
セーフモードで起動
やはり、怪しいのはドライバ系か?
ひとまず、セーフモードで起動。
内蔵ディスクにあるデータを外付けディスクに移動して保護しておくことにした。
外から中に入れたり、また外に追い出したりと大忙し。
1ファイルで500GByteくらいのものと30ファイルで600GByteくらいのもの。
これまで、通常モードで起動していた場合、2時間も持たないで落ちていたのだが、合計のコピー時間5時間くらい?落ちずにコピーできた。
セーフモードでは大丈夫みたい。
オーディオデバイスを止めてみる
ディスプレイ系のデバイスは止められないので、ひとまず2台のPCともにデバイスマネージャーでオーディオデバイスを停止させ、aviutlでエンコードを走らせて出社。
家に帰ってみると・・・
2台ともログイン画面に戻っていた。まぁ、期待は・・ちょっとしか・・
一応、イベントログを見てビックリポンや!!。
2台とも短い時は30分、長くても2時間で再起動がかかっていたようだ。
留守中に10回くらいリブートしている。
最初はaviutlが走っていたが、リブート後には何も走っていないはず。
なのに、何度も何度もリブートしていたようだ。
前回リブートから何分後とかの規則性もなさそう。
再びセーフモードで起動
もう、通常モードでは使えないことが分かった。
ならばセーフモードで解決策を探さねば。
試しにセーフモードでaviutlでエンコードを走らせたら動いた。
2台のPCでエンコードを走らすこと20時間。無事動き続けた。
やはり、セーフモードは無事らしい。
足し算か引き算か
セーフモードが大丈夫ということは、セーフモードで動いていないドライバ、常駐プログラムに原因があるのは間違いなさそう。
クリーンインストールしてドライバ、APを足し算で追加しながらエラー部位を探るか、今の状態から引き算でアンインストールしながらエラー部位を探るか。
ひとまず、セーフモードのタスクマネージャで起動しているサービスはチェックできた。
ということは、通常モードで起動し、セーフモードと同じようになるようにサービスを止めていけば原因が突き止められるかも。
ただ、1つずつつぶしていくにも時間がかかる。
1~2個サービスを停止させては何時間か様子見。これじゃぁパソコンとしては使えない。
イベントログにはBugCheckがちゃんと記録されているようだし、ストップコードの一覧を公開しているサイトもあった。
こちらを調べていったほうが近道かも。
PCを組み立てて12日目、一向に使える状態にならない。
真偽のほどは分からないが、ネット上ではコルタナが追加されたバージョンでブルースクリーンがよく出ているという情報もあった。
今回インストールしているWin10はビルド番号10586。
スタートメニューの横にはちゃんとコルタナがいた。
何度か使って見たが、Siriはブラウザを開くとき「~に関する情報が見つかりました」という声がしたと思うが、コルタナの方はだまってブラウザが開いてたような気がする。
聞き上手だけど無口なのか!?
ちゃんとOSが動くようになったら確認しよう。
・・ちなみに、我が家は群馬県からほど遠いが、コルタナに天気を聞くと群馬の天気予報をしゃべる。
現在地の設定をしなおしてもどうもうまくいかず、「○○市の天気は?」と聞くしかない。
ただ、スタートメニューのタイルにはでデフォルトで天気予報が表示されている・・
聞くなってことなのか?
まず、真っ先にコルタナのサービスを止めて見るか。
もうひとつの情報として「DiXiM Digital TV plus」をアンインストールしたらブルースクリーンが収まったという情報もあった。
我が家ではWindows7時代にI/OデータのRECBOXに付属していた「DiXiM Digital TV plus for I-O DATA」「DiXiM Digital TV 2013 for I-O DATA」をインストールしていたが、Windows10になってからは「DiXiM Digital TV 2013 for I-O DATA」は未サポート、「DiXiM Digital TV plus for I-O DATA」だけはインテル社のGPU搭載機だけでサポートとなっていた。
AMDのビデオカードだったのでWIndows10にしてからは動作せず、アンインストールしていたのだが、今回はintelのものになったので、2台のPC双方にインストールしたのであった。
動作確認をしたときDiXiM Digital TV plusは、ちゃんとRECBOXの動画を再生できていたのだが。
そういえば、思い当たる節が・・
あれ!?
もしかして、これけ?
DiXiM Digital TV plus for I-O DATA
バージョン: 2.3.0.6
最初にインストールしようとしたのが、windows10に対応したという2015/07/31リリースの「DiXiM Digital TV plus for I-O DATA バージョン 2.3.0.6」。
これは何か忘れたがエラーが出てインストールできなかった。
バージョン: 2.2.5.2
このため、旧バージョンの2.2.5.2をインストールしたところ、正常にインストールでき、動画も再生された。ちなみにこのバージョン、AMD系のビデオカードとWindows10の組み合わせでは動画の再生はできなかった。
ちゃんと動いていると思っていたのだが・・
サービスを停止して様子を見る
システム管理のサービスコンソールで見たところ、「DiXiM Digital TV Service(21)」は自動(遅延開始)となっていて実行中の状態だった。
ひとまずこれを停止させて一晩様子をみてみた。
翌朝確認したところ、リブートは1度もかかっていなかった。
原因はDiXiM Digital TV plus for I-O DATAと判明。
バージョン: 2.3.0.7
開発元?のDigiOnのサイトで確認すると2015/09/04リリースのバージョン 2.3.0.7があった。
インストールできない不具合の改修版らしい。
ダウンロード先であるI/Oデータのページでダウンロードしてみたら、「diximdtvp110.exe」というのが落ちてきた。
解凍してReadMeを見ると「DiXiM Digital TV plus for I-O DATA Ver.1.10」となっていた。
どうせならアンインストールする前にもう一度試して見ようとインストールし、「プログラムのアンインストールまたは変更」の画面で確認してみるとバージョンは2.3.0.7と表示されていた。
DiXiM Digital TVについては、株式会社デジオン、株式会社アスク、株式会社アイ・オー・データ機器と3社が絡んでいるようで、これはあっちのサイト、これはこっちのサイト、バージョンはいろんなところで好き勝手に?というグダグダ状態に見えなくもないが・・
とりあえず、旧バージョンをアンインストールして、2.3.0.7をインストール。
今度は2回のリブートが必要だったみたいだが、ちゃんとインストールできたみたい。
早速ディスクトップ上のアイコンをクリックすると・・
「指定されたサービスはインストールされたサービスとして存在しません。云々」というダイアログ。
「OK」ボタンをクリックすると、
「アプリケーションを起動できませんでした。アプリケーションの動作環境に問題がある可能性があります。」というダイアログ。
PCを再起動しても同じ。
ダメじゃん。
メッセージではサービスが悪いとなっているので、システム管理のサービスコンソールで見たところ、「DiXiM Digital TV Service(21)」は自動(遅延開始)となっていて現在は実行中、「DMRService plus」も同じだった。
この2つのサービスを再起動してみた。
そしたら、ちゃんとプログラムは起動、動画も再生できた。
OSを再起動してサービスが遅延して開始したであろうと思われる2~3分後にアイコンをクリックすると今度はエラーなくDiXiM Digital TVは起動。
このサービスが起動していることを確認して一晩そのままにしてみたが、リブートはかからなかった。
もう一台のPC、H81M-HDS
こちらにもインストールしてみたが状況は同じ。
ただ、PCを再起動した後はこちらも2~3分待ってもサービスは開始されない。
自動(遅延開始)ではなく、自動とした場合は問題がないようだ。
まぁ、普段あまり使わない機能を自動としておくとPC起動時に負荷がかかる。
かといって、プログラムを起動するときにサービスの開始操作をするのもねぇ。
もっとも、今はPC起動後2~3分待ってAPを起動したつもりであるが、この確認しようとして待っているのでせっかちになってるのも事実。
もっと時間を待ってAPを起動すれば大丈夫かも。
あれ!?
ということは「DiXiM Digital TV」を使おうと思ってPCを起動した場合、アンコンをクリックしてエラーが出たらしばらく待ってやり直しの繰り返しという使い方になるってことか?
普通、サービスを遅延開始にしてあって、そのサービスが開始前の状態でAPが起動されたら、そのAPがサービスを起動すべきじゃないのけ?
だって、そのサービスはあなた自身とペアで動くあなた専用のサービスなんだから。
「アプリケーションの動作環境に問題がある可能性があります。」とダイアログに出るけど、問題あるのオメェじゃん。
そもそも、常時リソースを喰うサービスとして存在させなくちゃならん機能なのか?
まあ、サービスとなってるんならしようがない。
でも、現実にはそう頻繁に使うAPでもない。
ならば
サービスはコマンドラインから「net start service名」で起動できる。
ということは未検証ではあるが、
・サービスコンソールで「DiXiM Digital TV Service(21)」、「DMRService plus」を手動にする
・この2つのサービスを起動するバッチファイルを作っておく
・DiXiM Digital TVを起動する前にこのバッチファイルを実行する
・そのままWindowsをシャットダウンすれば次回起動時にはこのサービスは停止状態になっている
自動起動にしてWindowsの起動時間がかかることもなく、常時リソースを喰うこともない。
名案!!
迷案??
「DiXiM Digital TV Service(21)」、「DMRService plus」を手動にする。
バッチファイルを作成し、右クリックして表示されるメニューから「管理者として実行」を選択。
バッチファイルの中身は、次の2行。
net start “DiXiM Digital TV Service(21)”
net start “DMRService plus”
サービスは無事起動。
DiXiM Digital TVを起動するとちゃんと動作した。
これで、いいのだ~。
「●インターネット接続環境下での本ソフトウェアの初回起動について
本ソフトウェアは、初回起動時にライセンス認証を行うため、お使いのPCが
インターネットに接続されている必要があります。初回起動時にはインターネットに
接続された状態にてお使いください。」
という記載があった。
本当に認証に行ったのは初回のみだったのだろうか。
サービスが勝手に何度も何度もデータを送信してて落っこちてたんじゃないだろうか・・
だいたい、システムがアイドル状態でDiXiM Digital TVの起動もしていないのに落ちまくるのはサービスが何がしかの処理をしようとしてたからじゃないのか?
ネットワーク上のdlnaサーバを探してたのならともかく、へんな情報を送り出してないだろうなぁ・・
疑心暗鬼になる。
まぁ、ブルースクリーンで落ちまくるのはこれにて一件落着・・か?