Nゲージレイアウト用制御盤 (その1) 音の部分1
電機用コントローラ製作に着手はしたものの音源を作ったり、踏切を作ったりと脱線続きなので、もうひと脱線。
制御盤を作ることにした。
電機用コントローラはアダプターから電気をとるつもりだったが、PICマイコンでBMGの音やらを再生したり、踏切を制御したりということを考えると電源アダプタばかりになってしまうので、古いキューブパソコンの電源を流用することにしたが、これも裸のまま置いとくわけにもいくまい。
ということで、電源やら音源ユニットやらの電気部品の収容を兼ねた制御盤にしようかなと。
ひとまず制御盤に格納するのは、市販のMP3の再生ボード4枚(中央)。
先日作ったWAVとMP3再生用のボードとは別に、こちらは市販のMP3ボードだけを4枚立てらせてみた。
左にあるボードはタクトスイッチを一杯並べたもの。これを押すとダイレクトに選曲して音を鳴らすことができる。
右にあるボードはアンプ部。
4つのMP3ボードの音源をミキシングして出力させ、ステレオの音声を2系統に出力することができる。
さらに、左のボードにはスピーカーの系統を切り替えるスイッチがある。
スピーカーはひと組を制御盤付近に配置し、もうひと組はレイアウト付近に配置する予定。
MP3ボードごとに手元のスピーカから音を出すのか、レイアウト付近のスピーカーから音を出すのかを切換えができる。
気持ち的には、上りホームのアナウンス音、下りホームのアナウンス音、駅構内の機関区などの雑多な音を2つのMP3ボードで受け持ってレイアウト付近のスピーカーに出す。
電機用のコントローラを使うときは機関車のコンプレッサーの音やら、走行音を2つのMP3ボードで受け持って手元にスピーカーに出す。
お~、想像しただけでやかましいレイアウトになりそうじゃぁ~
タクトスイッチ44個とスライドスイッチ4個を配置したボードは結構ごちゃごちゃ。
テスターでさわってショートしていないことを確認するのが結構手間取った。
ベースはいつものとおり、本棚のボードを流用した。
(それでも、まだまだ本棚のボードが余ってる)
この天板には、ポイントの切り替えスイッチなどを配置するつもり。
前面には音をダイレクトに選曲して再生するためのボードをとりつけ、前面からタクトスイッチを押すようにしてみた。
・・が、こんな低い位置では操作性が悪い。
いやいや、心配ご無用。
このスイッチはあくまで音の確認用で、実際にはPICマイコンで制御するつもりなので。
一部、上部がはがれているようで・・
いやいや、心肺ご無用。
コーナーの処理は天板をつけるときにやりますので。
MP3ボードはUSBで音の入れ替えができるが、頻繁に行うつもりはないので、天板を取り外してアクセスするつもり。
古いキューブパソコンから外して流用した電源。
これでコントローラや音の出す機器のすべてをまかなう予定。
壊れたら、別のパソコンを分解して・・!?
音の制御はMP3ボード(MK-144)1枚に対して1個のPIC16F887を使って、UARTで制御用のコマンドを送信する。
PIC16F887は40ピンのマイコンで、電源用やUART用を除いても30ピン以上が入力に使用できるので、ここにセンサーやら押しボタン、他のPICマイコンからの制御信号を入力させて音の制御を行う。