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5インチゲージC62形蒸気機関車のLT253形従台車

交通量の少ない線路と交通量の多い線路とでは線路に要求される強度が違ってくる。
線路の規格は乙種、甲種、特別甲種などの等級で分けられる。
乙種は交通量が少ない支線、特別甲種は交通量が多く、列車重量も重い列車が走行できる幹線向けといった具合。

レールは1mあたりの重量が37kg、・・・50kg、60kgなどのものがあり、断面の大きさも異なっている。
等級の高い線路では断面が大きく、1mあたりの重量が重いものが使用される。
当然このレールを支えるべく橋梁などの施設も線路の規格に応じた強度を持つことになる。

この線路の規格により軸重が何トンまでの車両なら走行できるというように定められている。

機関車が大型化するにつれ、最高等級の路線でも軸重がオーバーするようになると先台車、従台車に動輪の軸重を分散せざるを得なくなる。
こうして生まれたのが2軸従台車の機関車、C61、C62等である。

 

5インチゲージ C62 LT253形従台車

実機の心向2軸従台車の台車枠は一体鋳造のもの。
模型でも見た目に鋳肌が美しいものとしたかったが、必要とする個数は1つであるため鉄板を曲げ加工して溶接で作ってみた。

 

5インチゲージ C62 LT253形従台車

(写真上) これは一度さびて、さび落とし後に再組立てする際に塗装したものを撮った部品の写真。

 

5インチゲージで製作したライブスチーム=ミニSL=のC62形蒸気機関車。

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