【ミリタリ/自動車プラモデルのストックリスト】タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.219 U.S.ジープ・ウイリスMBを買った。バンタム、ウイリス、フォードの3社で試作、改造を競い、ウイリスMAを基本形とし、フォードGPのフロントデザインを合わせたものがそれぞれウイリスMB、フォードGPWとして制式採用されたジープ。第二次大戦中だけでも60万台以上が生産され、兵員や物資の輸送、偵察、連絡など幅広い任務に使用された。キットの構成(内容・中身)はこんな感じ。
ドイツ 野戦炊事セット (タミヤ 1/35)

1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.247
株式会社 タミヤ
2001年?発売
2015年購入 (購入時価格 ¥1,500 (税別))
第二次世界大戦期のドイツ軍が主に歩兵部隊の食事の供給に使用したという野戦炊飯車。
通常は2頭から4頭の馬で牽引したという。
パッケージの側面にはこのキットを組み立てて撮ったジオラマの写真が載っている。
さすが製品の写真、よくできている。
また、側面から見た絵も描かれている。
野戦炊飯車についての解説も載っており、それによると、これ1台で125名から225名の兵士に食事を供給することができたそうな。
ウン? やたら幅が大きい。
倍くらい違う・・ 125名分の食事を用意して配る量を半分にすれば250名分・・というわけではあるまいが。
戦場だから食べられるだけでもありがたい状況という場面も多々あったんだろうけど。
中に入っている組み立て説明書にある説明では、「これは員数が最も多い歩兵一個中隊を十分に賄える量です。」とあった。
まぁ、食材が十分補給、調達できればという前提があるが。
反対の側面には付属しているパーツがカラーで名称とともに描かれている。塗装の参考に。
こちらの側面には野戦炊飯車を上部から見た絵も描かれている。
戦車とかはいろんな写真を目にする機会は多いが野戦炊飯車などは稀。
まして、海外のものなど想像すらできないし、ネットでもあまりすすんで検索するようなことも少ないし。
キットはグレーのランナーが3つ。
ランナー2個は野戦炊飯車、もう1個は調理兵2名と配給を受ける兵士2名のフィギュア。
野戦炊飯車の車輪は直径35mmくらいと結構でかい。
木製のようだ。
日本でいう大八車の車輪ですな。
兵士のランナーについているゴツゴツしたパーツは・・・
パッケージや組み立て説明書にもあるが、ジャガイモの袋。
他にはリンゴ、チーズ、パンといった食材も。
説明書がなかったら何のパーツかわからない。
また、作る時にもきれいに色を塗らないと、完成品を見た人が「何コレ?」というのは必至。
組み立て説明書の裏面(写真の左側)には塗料の番号など塗装について詳しい指示がある。
その図をよく見てみると、パンといっても食パンやらホットドックらしきものやら、メロンパンのようなものやらがある。
説明書には食事は主にパン、肉(ソーセージ)、コーヒーとあることから、それらを意識したパーツとなっているようで、パンも豊富ということですな。
他にもシチューと書かれている。そのためにジャガイモ袋のパーツがついているんですね。
パッケージの絵を見ると野戦炊飯車下部の火を焚くところと煙突の塗装とウェザリングが鍵ですな。
そんでもって、調理兵のエプロンの汚れ具合がちゃんと再現できるか。