Linux起動時にBIG FAT WARNING!!

某社のPCにVineLinuxをインストールして再起動したところ、
BIG FAT WARNING!! Failed to translate “/dev/sde3” into a device id.というメッセージが..
 
どうやらCDからのブート時とデイスクからのブート時にscsiデバイスの認識順序が異なるみたい。
結果的にswap領域がみつからないということで上記のようなワーニングがでたようだ。
 
最終的にはswap領域を所定の位置に設定しなおして無事インストール完了..にみえるが、デバイスの認識順序が他に与える影響がどこかに潜んでいるかも..
 

事象

  • インストール完了後の再起動時にBIG FAT WARNING!! Failed to translate “/dev/sde3” into a device id.と表示される。
    (dmesgにも記録されている)

/dev/sde3に関してはdmesg中に次の内容が記録されていた。

原因

/etc/grub.conf(/etc/grub.confは/boot/grub/grub.confへのリンク)を調べるとその内容は以下のようになっており、swapには/dev/sde3が指定されていた。

/etc/fstabを調べるとその内容は以下のようになっており、swapにはsde3というラベルがつけられていた。

dmesgで調べても/dev/sde3は存在していない。
 
fdiskで/dev/sdaの領域テーブルを参照すると次のようになっており、/と同一のデバイスにswap領域(swapのIdは82)は作成されていた。

Vine Linuxのインストール時点の自動パーティション設定で「このインストールに使用するドライブの選択」のときSATAドライブをsdeと認識していたがそのままインストールを継続したためと思われる。
インストール完了後のSATAの認識では/のデバイスはsdaとなり不整合が発生したようだ。
 
また、インストール時に自動パーティション設定ではなくDisk Druidを使用してもsdeとして認識されているため同様の事象となると思われる。
 

対処

インストール時点でsdaと認識させる有効な方法がないものと思われることから、インストール完了後にgrub.confを修正することで対処する。

  • 現在のswapの状態を確認
    Vine Linuxにはswapinfoコマンドがないため、次のコマンドで代替して確認する。
    (現時点ではswapがない状態。)[root@example root]# top
    top – 14:33:29 up 7 min, 1 user, load average: 0.15, 0.65, 0.43
    Tasks: 80 total, 2 running, 78 sleeping, 0 stopped, 0 zombie
    Cpu(s): 0.0% us, 0.0% sy, 0.0% ni, 100.0% id, 0.0% wa, 0.0% hi, 0.0% si
    Mem: 2065580k total, 155604k used, 1909976k free, 8204k buffers
    Swap: 0k total, 0k used, 0k free, 52116k cached
    (Swapが0kとなっている)
     
    [root@example root]# cat /proc/swaps
    [root@example root]#
    (何も表示されない)
  • swapの設定と確認[root@example root]# mkswap -L SWAP-sda3 /dev/sda3 ←/dev/sda3をswap領域としてフォーマット(通常のインストールと同様にラベルをつける。)
    Setting up swapspace version 1, size = 2089213 kB
    LABEL=SWAP-sda3, UUID=d81dc64e-361b-4f49-822a-f9efecd03e88
    [root@example root]# swapon -L SWAP-sda3 ←スワップを有効化[root@example root]# top  ←topコマンドで確認
    top – 15:35:09 up 39 min, 1 user, load average: 0.35, 0.09, 0.03
    Tasks: 80 total, 1 running, 79 sleeping, 0 stopped, 0 zombie
    Cpu(s): 0.0% us, 0.0% sy, 0.0% ni, 100.0% id, 0.0% wa, 0.0% hi, 0.0% si
    Mem: 2065580k total, 157068k used, 1908512k free, 8560k buffers
    Swap: 2040244k total, 0k used, 2040244k free, 52540k cached
    (Swapが2040244k)
     
    [root@example root]# cat /proc/swaps  ←確認のためのコマンド
    Filename Type Size Used Priority
    /dev/sda3 partition 2040244 0 -1
    [root@example root]#
    (/dev/sda3が使用されている)
  • 再起動後のための設定/etc/grub.confを修正

    /etc/fstabを修正
    fstab上に記述してある「LABEL=SWAP-sde3」を「LABEL=SWAP-sda3」に変更する。

     

  • 再起動後、dmesgを確認し、「BIG FAT WARNING!!」がないことを確認する。また、 swapがsda3にあることを確認する。



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