アクリル曲げ用ヒーター

アクリル曲げヒーター

アクリル板、塩ビ板を曲げてプライスカードのようなプラモデルの名板を作る作業中。

アクリル板を曲げるためのヒーターはホームセンターでよく見かけていたが、定価は7,000円、実売価格5,500円くらい。
・・ちょっとというか、かなり高い。
 
ネットで調べるとやはり自作している人も結構多い。
 
単純な機能の割りにちょっと高すぎると感じている人が多そうだ。
あたいもそう思う一人。で、自作。
 
手元にφ10のステン巻きのパイプがあったが、ネット上の先人の方々の作例をみるとφ13のパイプを使っている例が多かった。
ホームセンターでみかけた製品もφ13。
実際にアクリルを曲げるときはこのパイプにアクリルを巻きつけて覆いかぶせるようにして曲げるのではなく、温めた反対側に曲げるようなので径が小さければ小さなRに曲げられるというものではない。
どちらかといえば径が大きめのものが蓄熱性がよくて好都合なのかもしれない。
・・でφ13のものを買うことにした。
 
長さは・・
市販のヒーターを見るとベースの木の台が600mm。
その上にブラケットがありステンパイプが取り付けられている。
ということで、左右のブラケットの間がアクリル板を温められる場所となり、有効長は550mmくらい。
 
一方ホームセンターに並んでいるアクリル板のサイズは300mm、450mm、600mm・・などとなっており市販のヒーターでは600mmのアクリル板は曲げられない。
 
自作のよい所・・自分にニーズに合わせて融通が利くところ・・ヒーターの有効長(ブラケット間隔)を650mmとした。
・・ただし、実際に600mmのアクリルを曲げる機会があるかどうかは不明。
また、ちゃんと600mm均等に温められて綺麗に曲がるかどうかも不明。
 
 
パイプの中にはヒーターを耐熱ガラスチューブの中に入れて通すことになるが、熱量不足でφ13のパイプが温まらないと困るので、その時はφ10のパイプにも通せるようにφ6の耐熱ガラスチューブにした。
φ13のパイプの中にφ6の耐熱ガラスチューブだと隙間が開きすぎてよくないかもしれないが!?
 
ヒーターの外側に隙間があって耐熱ガラスチューブがある方がいいのか、ヒーターになるなるべく密着するように耐熱ガラスチューブがあって、その外側に隙間がある方がよいのか・・
まぁ、深く考えないほうが夜もゆっくり寝られて幸せかも知れない。
 
 
ヒーターについてはHPに自作記がある先人によると直流としている人、交流としている人さまざま。
ニクロム線も自分で巻いている人、電熱機の補修用のヒーターを使っている人などこちらもさまざま。
 
抵抗値など測ってやっている人もいるし、そうでない人も。
ただ、自作記などでは40W~50Wくらい、ステンパイプの温度が160~180℃くらいになれば良いらしい・・のかな?
いずれにしても耐熱ガラスチューブの耐熱温度は180℃なので、むやみに熱くしちゃだめだろう。
 
・・ステンパイプはともかく、ブラケットの耐熱温度も気になる。
ブラケット同士をぶつけるとカチャカチャ言ってるけど、材質はなんだろう?
この材質、耐熱温度に言及しているサイトはなかった。ということであたいも深く調べるのはやめた。

 

手持ちのDCアダプターには大きな電流がとれるものがなかったので、交流100Vにした。

アクリル曲げヒーター
電熱器の補修用らしいニクロム線を購入した。
100V用100W。分かりやすい。
 
長さは数センチだが、結構伸ばせそう。実際、700mm近いパイプにあわせて伸ばすことができた。

調子よく伸ばしていると700mmを越えていた。
伸ばしすぎた部分は爪楊枝を芯にして少し巻きを戻しておいた。
 
 
100Wでは熱くなりすぎると思われる。
整流用ダイオードを入れて半波整流することにした。

アクリル曲げヒーター
・・難しい言葉?かもしれないが、単純にネジを2本立ててその間にダイオードをつないだだけ。

 

一応交流100Vなのでショートして家のブレーカーが落ちないようにカバーなどつけようかとも思っているが、ステンパイプがずれなければ危険性も減るということで、ブラケットにネジをつけてステンパイプが左右に移動しないようにしておいた。
まぁ、配線同士は700mm離れており、双方の配線とステンパイプに何らかの導体が乗ったときショートするが、それ以前に紙でも布でもこのステンパイプ上に落ちたら・・燃える・・
仕事として常時使うものではなく、十分注意した環境の中での短時間の使用だからあまり考えすぎて大掛かりにするのも面倒だし。
 
結局カバーはつけないで終わるかも。
 

アクリル曲げヒーター
出来上がり。
 
材料費は2,000円未満。

 
いざ、試験。
一応AC100Vのコンセントから電源をとるのでショートしてブレーカーが落ちたら困る。
その時でも一番被害が少なそうなキッチンのコンセントを使ってみた。
 
20~30秒ほどで結構熱くなってきた。
 
先人たちのHPではちゃんと温度計などを使って調べている人もいるが、あたいは温度計もっていない。
天ぷら鍋用の油の鍋に突っ込むアナログ式の温度計があったが、これをステンパイプにくっつけても温度は測れそうもない。
かといって、温度計買うと市販のヒーター買うより高くなるかも。
 
ついでに言えば、ホームセンターで売っているヒーターの隣には電圧を調整する2,500円の調圧機が並べられていた。
つまり、市販のヒーターかっても温度調整には調圧機があったほうがいいらしい。
 
実際にはアクリルの状態を見ながら、頃合をみてよ~し、今だ・・といって曲げるみたい。
 
 
とひまず、パイプが熱くなるのを確認したので満足。
実際にアクリルを曲げるのは今度にしよう・・・
 
なんのために作ったんじゃ!?
 

調光器