プラモデルの飾り台(その2)

シリコンゴムで型取りし、石膏で量産したプラモデルの飾り台。
(製作記事は「プラモデルの飾り台」のページ。)

何個か飾り台として使用しているが、模型を作る都度これも色塗りするのは面倒ということで、幾つかまとめて仕上げていた。

 

ベースはトールペイントなどに使われるような木製のものから型をとって作ったのだが、これは、よくチーク、マホガニーなどのような色の二スなどで仕上げられているのを見かける。

 

いろんな色に塗ったブラモ飾り台
プラモデルのベースとしては、いろんな色があってもいいじゃないかと、シルバーやブラックで仕上げてみた。

そんでもって、実際に車のプラモデルなどを載せてみたが、ちょっとミスマッチなものが多いと感じた。

やっぱ、オーソドックスなものが良さそうだ。
ちなみにこれらはラッカー系のスプレーで仕上げた。

石膏製の台の上面はシリコンに接していたのでツルツル。下の面はヤスリで仕上げたのでガサガサ。
ヤスリで仕上げた下面にスプレーを吹きかけるといくらでも浸み込んで、ほとんど色がつかない。
一方ツルツルの上面はある程度色はのるものの場所によっては下面同様浸み込んで色がつかない部分がある。

そこで、木工用ボンドを水に溶かしたものを塗った上から塗装することにした。
これで、大きく浸み込むこともなくスプレーの色はのるようになった。

ただし、あまりボンドの水溶液を塗り重ねすぎると今度はそれ自体がペロンと剥がれることがあった。

 

ニスで仕上げるにしても、薄めの色から濃い目の色のニスまでまさに色とりどり。
最終的には好みだろうけど、下に敷くベースとしては濃いめの方が見た目にも安定感があっていいので濃いめのもので量産することにした。

ただ、濃いめのニスでも石膏自体に塗りつけると中々濃い目の色にはならない。

ブラモ飾り台塗装
そこで、一旦下地としてボンドの水溶液を塗って、その上からラッカー系のスプレーで色付け。
今回はライト・カーキ。

ブラモ飾り台、ニスで上塗り
下地が乾いたところでニスで色付け。

 

ブラモ飾り台 ニスで表面処理
・・こんな感じで出来上がり。

ストロボで写真を撮ると色むらがぴちっと筋のように見えるが、肉眼で見ると・・

ちゃんと筋が・・いやいや、さほど目立たなく濃淡があるように見えてます。

やっぱ、色が均一に塗られた既製品という感じより、手作りッぽく。
そして、木で作ったこんな台は下地の木目が見えてるけど、石膏ベースでは単調なのでアクセントにもなっていい仕上がりと思ってるんだけど。

まぁ、見る人の感じ方次第ですわ。

 

ある程度数ができたので、ミリタリーものを載せるのに少し変化があるベースがあればいいなと思い、土のような感じのものも作ってみようかなと思った。
ジオラマとして作るならそれなりの手法があるのだろうけど、簡易な台をちょっと量産してみたい。

 

ベースの上に土のように見えるものを・・
ティーバッグを乾燥させたものを振り蒔くことにした。
紅茶で土を表現
使い終わった紅茶のティーバッグは食器棚のニオイ消しに良いとおかーちゃんがどこかで聞いてきたようで、結構いっぱい食器棚に置いてあった。

時間も経っており、カラカラに乾燥済。

ブラモ飾り台に土を表現
ボンドの水溶液で貼りつけた。

本当は、最上部の面に回りは一律1cm程度の隙間をもって、その内側だけに土の部分を表現するつもりだが、今回は台枠ぎりぎりの大きさの車のプラモデルが幾つかあったので、ひとまずそれを置く用に上面いっぱいに撒いてみた。

問題は目の粗さ。結構目は粗い。

ちなみに、我が家の紅茶は現在リプトン。
日東だとどうなんだろう。これは冗談を抜きにして確認してみたくなる。

上に載っける模型のスケールにもよるけど、この紅茶の葉だと1/35スケールのものでもちょっと粗く感じそう。

もう一つの問題は色。暗すぎる。

スプレーで着色してみたが、一粒ずつ上面には色がつくが、下の方には色が回らない。
筆でプラモデル用の塗料・Mr.カラーをポンポンと置くようにしてみたが、ベースに塗ったニスの色が濃いため紅茶の葉に隙間があれば中々その色が隠せない。
横から見ると塗れてないところがいっぱいある。

また、Mr.カラーの溶剤は下地のニスを侵すので、時間をかけていつまでもポンポンとやっていると下地がシワになってくる。

 

じゃ、台にバラ撒く前に着色できないかと思ったが、濃い色の粒を薄く仕上げたいので隠蔽性の高いものが必要になる。
Mr.カラーなどは使えそうと思えるが、紅茶の葉を一旦何かの上にバラ撒いて塗料を塗ってもくっついてしまって、それを台の上にバラ撒けるほど細かい粒に戻すのは無理っぽい。

 

難問が多そう。

 

そんな、こんなを試していると失敗作も出てくる。
石膏に塗る下地用のボンドの水溶液を大量に作ろうとすると、結構溶けない塊の部分がでてくる。
じゃ、最初にボンドの代わりにニスを塗ってスプレーを吹いたらどうか。

 

ニスを塗ったあと、水性のスプレーで試してみるつもりが・・
・・ラッカー系のスプレーを吹いたものだから、下地のニスがシワだらけ。アチャ~

天と底の部分はヤスリで平らに直せたが、サイドの部分にある段差やRの部分はどうしようもない。

 

そんなとき、なんとかしなけりゃ思っていた干からびつつあるタミヤのターフの情景テクスチャーペイントがあるのを思い出した。

台を沼地にして1/35スケールのジープと1/48スケールの装甲車のプラモデルを置こう。
って、プラモデルを買ってきた。
ウ~ム、なぜ先にプラモデルを買うのか・・考え方が根本的に間違ってる気もするが、買ってきたものはしょうがない(^^;

飾り台・沼地
シワがよったサイドの部分も含めてざっと全体を紅茶の葉とテクスチャーペイントでコーティング。

結構汚らしい沼地のように見えなくもない・・か?
詳細な仕上げはプラモデルを置いてから作ることにした。

 

ティーバッグの紅茶の葉の目が粗いのなら、コーヒーはどうか?

ドリップが終わったコーヒーを何日か乾かして紅茶と比べてみた。
土ベース・紅茶/コーヒー
左がコーヒー豆、右が紅茶の葉。

コーヒーの方が色が濃く、目も粗かった。

ただし、コーヒーの方こそ豆の炒り方や挽き方で色と目の粗さは自由自在。

・・・いや、ちょっと待て。
模型の台の上の土を表現するための材料に使用するためにいろんなコーヒーを試すんだったら、最初から模型用の材料を買えば良いんだ(^^;
忘れるとこだった・・

ただ、このコーヒー豆と紅茶の葉。
Nゲージのレイアウトを作るとき、目が粗すぎて道路などには使用できそうもないが、山の地肌に使用するにはいいかも知れない。
発砲スチロールの山に色を塗って木を植えるなら、ちょっと手間はかかるが発砲スチロールの上にばら撒くだけでも雰囲気は変わりそう。
捨てるものだからタダ、それに大量に用意できる。
高価な市販のものをちょこっと貼りつけるより、良さそうだ。

ボンドの水溶液に浸して絵具で色を付けなおし、そのまま筆で塗れば良さそうだし。