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3,4個目のNゲージレイアウト用台枠製作

Nゲージレイアウト台枠メイン部・1階


Nゲージレイアウト用の台枠製作。
今回は3個目、4個目。
メイン部の下段を周回する小判形のエンドレスを配置する予定の部分。


レイアウトはコの字形で、出っ張っている部分の台枠2個は出来上がり、残るはメイン部分。
メイン部分の高さは椅子に座って見られる70~75cm。

となると、その下は物置。
ではもったいないので、1階部分にメイン部分を周回するエンドレスの複線の線路を敷いて新幹線専用にし、メイン部分は2階天板上に配置することにした。

1階部分の手前の直線部分は高架駅を配置、反対側の直線部分はトラス鉄橋を配置。
今回作る台枠はその直線部分を配置するベースとなる。

材料

使用する材料は1800mm×9mm×60mmの桧材と、6mm厚のMDF材(木質繊維を原料とした成形板)。

 

Nゲージレイアウト台枠メイン部・1階の構成

(写真上) 2本のヒノキ材を梁にしてその上にMDF材を貼り付けて台枠にする

MDF材はホームセンターでも手に入るが、手っ取り早くて、安そうなイメージがあるのは100均のダイソー。
3軒くらい回ってみた。

いろんなサイズがあるようだが、店頭にあるものの厚みはどれも6mmだった。
サイズによって価格は100円~300円くらいまで。
見たところ、100円で買える一番大きいサイズは300mm×400mmみたい。

台枠のサイズは1800mm×300mmとする予定なのでちょうどよい。

・・300mm×200mmも100円だった。半分のサイズで同価格・・割高感が・・
300mm×400mmを9枚買って、1枚は自分で半分に切ればちょうど2台枠分となる。

天板はMDF材でよいのか?

MDF材は木質繊維が原料なので、表面を薄っすら剥がすと紙みたいな感じ。
また、ノコで簡単に切れるがゆっくり丁寧に切らないと切り口がボソボソになったり、破れたような感じになったりする。
ただし、ヤスリをかければきれいになるが。

ちなみに、ダイソーでは製品の説明シールが貼られているが、これを剥がそうとするときれいに剥がれずMDF表面に残ったりする。
また、製品説明シールはきれいに剥がれたとしてもMDF表面が荒れている。
材木などに両面テープなどの糊が残った場合、無水エタノールで奇麗にふき取ることができるが、MDF材だとイマイチ奇麗にできないし、荒れた表面はきれいになる由もない。

ダイソーでは昔は製品説明シールがベッタリ貼られていたが、現在はその面積の半分だけ裏紙を剥がして貼るように工夫もされている模様。(店舗によるのかもしれないが。)
ただ、製品説明シールの紙質や粘着剤自体が変更されない限りきれいに剥がれないし、表面は荒れるでしょうなぁ。

それでも、Nゲージのレイアウトを作る場合、レールを敷いたり、何らかの方法で地面を作ったりしてベースは隠されるので問題はなさそう。

・・が、MDFに直接フレキレールを敷いてバラストを撒き、ボンドの水溶液で固定しようとしたらどうなるんでしょうねぇ。
試していないが、水分が多いと紙のようなMDFは水分を吸い込んで膨れ上がったりするかも。

一応、コルクシートを使って道床にするつもりなので、直接MDFに大量の水分は行くことがないので大丈夫だとは思うが、ボンド水溶液を流す場合十分注意が必要か。
もしくは、MDF表面を油性のラッカーで塗装しておくもの良いかも。

吸音性も気になるが、これは他の素材を使っても台枠状に組めば音がこもるようになるだろうから一緒か。
でも、表面をたたいてみた限りでは合板よりいいのかもという感じはするが、感覚だけのものなので定かではない。
これもコルクシートを使って道床を作る場、ある程度は吸収される・・といいなぁ。

強度は・・
MDF自体、さほど強度が必要とされる部分に使われるものではないが、今回作る大きさでは上に乗っけるストラクチャー類も重いものではないので問題はないと思う。
ちなみに、これまでに作っている2つの台枠の天板は6mmの合板。
こちらは、メイン部分と切り離して収納するために持ち運びする機会が多そうだし、ポイントマシンなどを取り付けることから、MDF材にはしなかった。

工作

Nゲージレイアウト台枠メイン部・1階のベース板

(写真上) ヒノキ材を梁としてMDF材を木ネジで取り付け

 

Nゲージレイアウト台枠メイン部・1階のベース板取り付け完了

(写真上) こんな感じで取り付け完了

 

Nゲージレイアウト台枠メイン部・1階のベース板取り付け完了

(写真上) 裏面はこんな感じ

 

Nゲージレイアウト台枠メイン部・1階ベース板にキャスター取り付け

(写真上) 手前に引き出したりして工作や保守ができるようにキャスターを取り付けた

1個の台枠当り、キャスター10個。

 

Nゲージレイアウト台枠床面からの高さ

(写真上) キャスター、ヒノキの梁、MDFの天板を合わせて、床面から天板上面までの高さは50mm

 

Nゲージレイアウト台枠メイン部・1階

(写真上) 2組作って完了

床に置いた状態で片側だけを持ち上げると3~4cmくらい たわみ ができるようだ。
これはヒノキがしなるから。

今のところ、床面に置いたまま滑らせて保守するつもりだが、持ち上げる場面が出ることを考えたら、片側だけ持ち上げてもしならないように真ん中に補強を入れる必要がある。
・・重くなりそう。どうしよう。

 

Nゲージレイアウト台枠メイン部・1階

(写真上) 今回は、メイン部の2階部分用の材木も少し買ってみた

材木、キャスター合わせて1万5千円近くにもなった。

ヽ(゚Д゚;)ノ!!

たかが、材木と侮ってはいけない。
たかが、台枠と侮ってはいけない。

レイアウト台枠が完成するまでにあといくらかかるのだろう?

ちなみに、高架駅、トラス鉄橋などのストラクチャー類はすでに購入済み。
その他メインとなる駅などに設置するストラクチャー類もかなり購入している。

いまさら、引き返せない。

 

 


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