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ドイツ 88ミリ砲 Flak36/37 (タミヤ 1/35)

タミヤ 1/35 88ミリ砲 パッケージ


1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.17
GERMAN 88mmGunFlak36/37

田宮模型 ¥2,000
1972/10/21発売
発売時価格 ¥1,000

(購入年月 ・・忘れたが、1994年から少しあとらしい)


 ドイツ国防軍が使用した、口径8.8cmの高射砲・88ミリ砲。

高校生の頃、一度作ったことのある物。
移動する状態や設置している状態など自由に組むことができ、ジオラマ向きである。
再びジオラマを作ろうかと思いストック。
 
対空用のFlak36対戦車用のFlak37のどちらかを選んで組み立てることができる。
 

 

タミヤ 1/35 88ミリ砲

(写真上) 高校生のときに作った88mm砲は、色あせた写真として残っている

 
当時、ジオラマ作りが流行っていたが、横着して地面に並べて写真を撮った。
なもんで、地べたに寝っころがって写真を撮るわけにもいかないんでアングルは航空機からという感じで。
今のようにデジカメで何枚、何十枚と撮れる時代じゃなく、1枚の写真でも高校生にとっては高額な出費。
・・だったら、もうちょっと気合をいれて撮りゃよかったか?

それに、今だったら平気で地ベタに寝っ転がれるようになった・・

今度はちゃんとジオラマとして作ろう。
今度は、牽引用の8トン ハーフトラックも準備した。

 映画「レマゲン鉄橋」(1968年 アメリカ)にも88mm砲と思われるものが登場する場面が数カットあった。
ただし、模型を作るときに参考になるほどズームアップはされていなかった。
 
他の映画でも見かけたことがあるが、タイトルは?・・忘れた。

・・2016年 Youtubeで本物?の88mm砲の動画を2件発見。
一つはジャーマングレイ塗装、もう一つは迷彩塗装。
いずれも大戦当時のものではなく、現代において撮られたもの。・・空砲でしょうが・・発射シーンが写ってる。

おっと、他にもYoutube動画には写真を編集したものなど結構88mm砲が写っている。

ミリタリーものの模型作ってていいんだろうかというビミョーな心境にもなるが・・

 

パッケージ

タミヤ 1/35 88ミリ砲

(写真上) 人形9体とツェンダップKS750オートバイつき

 

タミヤ 1/35 88ミリ砲 パッケージ

(写真上) パッケージの側面には別売の8トンハーフトラックで牽引しているところの写真が載っている

ただし、兵士はまさに発射準備中。
いつも思うのだが、休憩中の兵士などはそれだけを置いた簡単なジオラマにも転用できるが、この兵士のように88mm砲の操作に特化したポーズをとっている人形は他に転用できない。

かといって、放置、処分するのももったいないと思う貧乏性。
結局、いろんな情景を工夫して作ろうというより、ついているものはすべて使おうとするもんだからパッケージの写真の世界からは抜け出せない。
これじゃ、独創的ないいもんは作れんはなぁ・・

 

キット構成

タミヤ 1/35 88ミリ砲 パーツ

(写真上) 本体のパーツは濃いグレー

 

タミヤ 1/35 88ミリ砲 パーツ

(写真上) タイヤは今の水準から考えればちょっと見劣りがする

黒いビニールのコードはリールに巻き付けて通信コードに見立てるもの。

 

タミヤ 1/35 88ミリ砲 兵士パーツ

(写真上) 兵士のパーツはグレーに濃い緑を混ぜた感じか

結構パーツの間隔に隙間が目立つ。

当時は製品内ではすべて同じようなサイズのランナ―として方がよい理由があったのだろうか?
それとも、別に理由はない・・んだろうか。

 

タミヤ 1/35 88ミリ砲 組み立て説明書

(写真上) A4判16ページにも及ぶ組み立て説明書

2ページ目から4ページ分は北アフリカ戦線に関する読み物、88mm砲登場の背景、操作などが書かれている。

戦史研究家、軍事評論家の協力と記されていた。

 

タミヤ 1/35 88ミリ砲 組み立て説明書

(写真上) 操作に関する項では兵員の配置も書かれている

この図は製品についている兵士の人形と同じ態勢。

 

タミヤ 1/35 88ミリ砲 組み立て説明書

(写真上) また組み立て図には実際に組み立てている写真も併せて表示されている

 

タミヤ 1/35 88ミリ砲 組み立て説明書

(写真上) 最後の方では迷彩のパターンやマーキングが描かれている

この組み立て説明書の表紙には「(和改)」と記されていることから再販時に見直しがされているものと思われるが、最初に発売された1972年当時のものもほぼこんな感じだったような気がする。

結構気合が入った製品という感じ。
まぁ、タミヤのは全般的に解説も他社に比べて内容が豊富で説明書が充実している感じはしているが。

 

タミヤ 1/35 88ミリ砲 組み立て説明書

(写真上) 対空用のFlak36と対戦車用のFlak37によっていくつかパーツの違いがあるようで、組み立て説明書にはどちらのパーツ選択するか書かれている

ただし、シロートにはどっちつけてもよさそうな気がする程度の違いとしか思えんかった(^^;

・・・実物見たことないし・・

 

タミヤ 1/35 88ミリ砲

(写真上) 「ノルマンディ上陸 50周年記念」模型で知ろうノルマンディ上陸作戦・・という紙が入っていた。 ということは、1994年くらいに生産された模型らしい

 

=追記=

作ってもないのに次の88mm砲 = ドイツ88mm砲 Flak36 “北アフリカ戦線”を買ってしまった。

 

これはFlak36なので、こっちはFlak37として作ろう。

 

簡単な製品レビューも終わったので・・倉庫に入れておこう・・(^^;

 


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