外気が効率よく取り込めないパソコンケース:AD-FDB2の温度は急上昇。Pentiun側はmpegのエンコード処理を行うとCPUの稼働率は80%程度、CPUの温度はいつも65℃ほど。片やCeleron側はエンコードの負荷がかかるとCPUの稼働率が100%となり、CPUの温度は70℃を超えることもある。CPUクーラーのファンはブンブン音を立ててフル稼働状態。騒々しいファンをなんとかすべく、水冷(液令)化を図ることとした。
水冷(液冷)パソコンの温度・・夏を前に上昇中
昨年の夏の終わりに導入したパソコンのCPUの水冷(液冷)システム。

(写真上) 2つのマザーボードが収容できるPCケースなので、1台のラジエータで2台のCPUを冷却させている。
昨年の夏の終わりには、室温32度、mpegエンコードによる負荷時で
- Pentium4(3.20G)側のCPU温度 58℃
- CeleronD 335(2.8GHz)側 55℃
であった。
まだ6月中旬であるが、もう、55℃と53℃になってきてラジエータもけっこう熱い。
夏場にはラジエータ用の扇風機が必要かな・・
ちなみに、昨年の例ではラジエータを扇風機で冷やすとCPUの温度はそれぞれ8℃位も下がった。
しかし、室内は熱くなった。
さらに気が付いたことが。
水は温まりにくく!?、冷めにくい!?液体である。
ラジエータ内には約2リットル強の水が入っている。
CPUの温度が55℃くらいあるということは、その水はもっと熱いと思う。
ラジエータも熱伝導率が良いものだと思うが、このラジエータ内の水温が下がるまでラジエータのフィンは暖かい・・というか、結構熱い。
つまり、湯たんぽ状態。
おそらく、パソコンが空冷のCPUファンを使っていた時は、エアコンで空気を冷やせば室内はすぐに涼しくなった。
しかし、部屋の隅っこになかなか温度が下がらない水冷パソコンの湯たんぽラジエータがあると、そのあたりの空気は暖かい。
まして、現状ではエアコンと同じ壁面にラジエータを置いているのでさらに冷めにくい状況となっている。
一部屋に2台ある高負荷のパソコンを冷やす水冷(液冷)パソコン・・微妙な選択か。






