大正時代に製造され、本線上の蒸気機関車が消えた後も入れ替え機として残った機関車9600。あまり、スタイルが良いとはいえないが、見慣れれば愛らしさも沸いてくる。我が家に在籍するNゲージの9600形機関車は・・
Nゲージ E10形機関車(マイクロエース)
勾配用機関車4110形の代替機として製造されたタンク式蒸気機関車としては最大の機関車E10。
マイクロエース A7703 E10-1 金沢機関区
(写真上) E10形機関車
(写真上) E10形機関車
煙突には煙誘導板がある。
(写真上) 実車では曲線通過を容易にするため、第三動輪と第四動輪にはフランジがなく、踏面のみとなっている。
この模型では第三動輪のみフランジレスで、第四動輪にはフランジがついている。
脱線防止なのだろうか?
(写真上) 公式側
後進運転を前提として、機関士はボイラーとは反対側を向いて座るため、操作機器の向きも一般の機関車とは異なる。
そのため、ボイラー上部のドームにある汽笛はこちら側についている。
アレ!?
E10の公式側って、こちら側でいいのだろうか!?
そのうち調べてみよう・・たぶん忘れると思うが・・
(写真上) 非公式側
加減弁のロッドはこちら側についている。
(写真上) なんか自連の解放テコが斜めになってるんだけど。
(写真上) トンネル内での煙害防止のため、ボイラー側を後ろにして後進運転を前提として設計・製造されていたので、機関士はこちら側に向かって座っていた。金沢機関区に転出した際に、普通の機関車と同様の向きに改められている。
・・が、運転席にモーターが詰まっているこの車両では機器配置などは表現されていない。
さて、製品名である「金沢機関区」とは・・
メーカーによると煙誘導板部品を新規製作し、A7701・E10-2と作り分けているらしい。
ウ~ム、そうですか・・