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XJR400のリレーユニットの修理

XJR400 リレーユニット分解


パソコン内の整理をしてたら2021年10月に知人のXJR400のリレーユニットを修理した時の写真が出てきた。
まだそのXJR400は快調に現役生活を送っている。
再びの修理依頼に備えて備忘録として残しておこう。

事象

=2021年10月=

アラ!?この時のトラブルってなんだっけ?

ギヤーをニュートラルからローに入れたときにエンジンが止まるトラブルもあったし、サイドスタンドを戻した時にエンジンが止まるトラブルもあった。
この時の事象はこのうちのどちらか・・か?

・・備忘録にならない、備忘録になってしまうが・・

 

 

XJR400 リレーユニット回路図

(写真上) シート下にあるリレーユニットの回路図

このリレーユニットにはサイドスタンドスイッチ、クラッチスイッチ、ニュートラルスイッチからの配線が入ってきている。
ニュートラル以外のとき、クラッチ握っていないとセルが回らないとか、サイドスタンド立ててる時にニュートラル以外になるとエンジンが止まるとかの制御をしているのがこのリレーユニット。

何かトラブルがあってここを調べることになった。

テスターでサイドスタンドスイッチ、ニュートラルスイッチ、クラッチスイッチは問題がなさそうというところまでわかって・・

 

 

XJR400 リレーユニットチェックリスト

(写真上) サービスマニュアルに従ってリレーユニットの導通を調べてみることにした

 

XJR400 リレーユニット

(写真上) これがリレーユニットの端子

ここの導通を調べることになる。
で、異常発見。
リレーユニットの交換が必要だ。

ただし、イグナイターのトラブル時に純正の新品パーツは入手できず、コンデンサを自分で取り換えて修理したことがある。

じゃ、これもひとまず中を開いて修理できるか見てみるか。

 

修理

XJR400 リレーユニット分解

(写真上) まず、切開

ダイオードとリレーで構成されている簡単なパーツだった。

リレーに電圧をかけてみたが、カチッ、カチッと動作はしている。
接点もちゃんと導通があるみたい。

 

XJR400 リレーユニットの裏側

(写真上) 裏側・・ペースト?が汚~くついていた
密閉されているからって・・汚すぎ。

 

XJR400 リレーユニットと交換用ダイオード

(写真上) ダイオードが5つ

つづいて、ひとつずつテスターで当たってみると1つ壊れているダイオード発見。
今回のトラブルはD3の位置のダイオードだった。

同じ規格のものが手元になかったが、バッテリーは12V、そんなに電流が流れる場所ではなかったので手もちのものからテキトーなものを選んだ・・と思う。

 

XJR400 リレーユニット ダイオード交換中

(写真上) 壊れたダイオードを外して、新しいものをセット

 

XJR400 リレーユニット ダイオード交換終了

(写真上) 交換完了

D3のみちょっと小型になったが、規格上は問題ない・・ハズ。

車齢26年、新品の電気パーツ類の入手が困難になってきている。
ヤフオク等に出品がされているものもあるが、「不動車から取り外し」というものや、かなり汚れててホントに壊れていないのか?と思われるものも多々ある。

電気パーツも抵抗やコンデンサ、ダイオードなど自分で交換できるものは交換しないといけないみたいですなぁ。

 

 


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