ピストン先棒ササエ(尻棒案内)

ピストン先棒ササエ シンリダの前蓋には先棒ササエ(尻棒案内)がつけられています。実機ではピストン棒の前方につけられたピストン棒の先端がこの中で移動しています。
これは、重量のあるピストン、ピストン棒を前後のシリンダ蓋で支えることにより、シリンダの偏摩耗を防ぐためです。
(小型のC56などこの機構のない機関車もあります。)


ピストン尻棒案内には尻棒調整装置のついているものとついていないものがあります。尻棒調整装置付きの場合、摩耗等によりシリンダ中心とピストン中心がずれた場合の調整ができるようになっています。

しかし、模型ではピストンの重量がさほど重くないこと、加工精度を上げたり、気密を保つ工夫が必要なことなどから、ピストン棒をシリンダ前蓋に貫通させて作る例は少ないように思われます。

私の機関車も、ピストン尻棒案内はダミーです。
曲線通過時の先台車の振れに干渉しないよう、走行時には取り外せるようにしています。

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