SUZUKI

GT125 (2号機/3号機) レストア記録 [2号機:GT125−4型 3号機:GT125-2型]

2号機のGT125-4型を2004年2月頃、3号機のGT125-2型を2005年11月 頃解体。これで2台ともバラバラ状態で、いずれも清掃、整備待ちという状態である。
整備完了目標は2020年と思っているのであるが、ぼちぼちと作業を進めていたりもする。
これまでは、2号機の、3号機のと別々に作業をしていたのであるが、バラバラ状態となつた今では同じパーツ毎に掃除していくつもりである。

記録としてブログに綴っていくつもりであるが、ブログのサーバがいつこけるかわからないのでトピック的なものはここにもコピーしとこう。



=2007/03= メインスタンド、ステップの塗装 


CB750を組み直したときにメインスタンドやサイドスタンドの塗装用として使ったシャシーブラックが使い切れずに残っていたのでGT125のスタンド類を塗装することにした。

ひとまず灯油で洗って塗装が浮いているところは容赦なくワイヤブラシでゴシゴシと落とす。
スタンドなので塗膜に多少段差があってもいいでしょうということで下地作りそこそこに..というか、下地は一切作らず塗装にはいる。

丁寧に仕上げる人は見えない場所にもこだわるんでしょうが、ワシは最近こだわらなくなりました。
こだわってもうまくできないから..
塗装中。
続いてステップとサイドスタンドの塗装をするためステップのラバーとサイドスタンドのスプリングをマスキング。
塗装完了。

ステップのバーは4つのゴムブッシュを介してフレームに取り付けることになる。

最近のバイクではサイドスタンドはフレームについてるのが多いけど、GT125のサイドスタンドはこのステップバーについており、サイドスタンドをかけるとゴムブッシュに負担がかかることになる。

ゴムブッシュが劣化するとサイドイタンドをかけたときにバイクがグイッと倒れ込んでくるようになる。

ゴムブッシュは交換しておきたいところであるし、長期間止めたままにするときはメインスタンドを使うべきだろう。。



=2007/03= キャブレター清掃

使いかけのキャブレタークリーナーがあったので、GT125のキャブレターを掃除しておくことにした。

一度掃除をしようとして誤ってニードルジェットを流し台の中に流して無くしてしまった。
純正パーツは絶版だったため予備のキャブをヤフオクで買って都合3組のキャブ。

ジェット類などの内部のパーツはキャブレタークリーナに浸け置き洗い。
キャブ自体は花咲かGのマルチクリーナの薄め液で浸け置き洗い。
12時間の浸け置きのあと引き上げて水洗いをしたが、洗剤の跡なのか脱脂がされすぎたのか縞模様のようなものが浮いてきた。
結局、ちょっと油を浸した布やら綿棒でゴシゴシと掃除することにした。

細かい穴の中には堆積物のようなものが見えるが、これはキャブクリーナでもマルチクリーナでも落ちなかった。
ただ穴が詰まるほどのようなものではないのでヨシとしよう..ホントにいいのか?
無事仮組まで終了。

ガスケット、Oリング類は2004年時点で購入済みであるので、本格的に組み上げるときに使うつもりである。
そのときまでは仮組状態で部品がなくなることを防いどこっと。




=2006/10= フロントフォーク磨き 


フロントフォークを磨いておくことにした。
ひとまず1台分やってみる。
#240の耐水ペーパーで磨き始め、#320、#600と目を細かくしていき#1000で仕上げ。
あまりピカピカにならないようにしたいけど、ヤスリの目が残っても困る。

といいつつ、結構ピカピカになりすぎている。

続いてコンパウンドで処理し、黒いカバーの部分はレザーワックスで磨く。
組み立てまでプチプチにくるんでしまっておこう。

続いて2台目の分もやっておこう。




=2006/09= フェンダーの錆止め


放置気味だったフェンダを綺麗にしてしまっておくことにした。
特に2型のものはメッキも痛み始めていてちょっと状態が悪い。

裏側は錆がひどいが、地金はしっかりしている。
#30の粗めのサンドペーパーやらワイヤブラシでゴシゴシと錆落とし。
ついでに4型のフェンダも交えて合計4個のフェンダーの錆落とし。
仕上げは、ジンク系のスプレー。
メッキ面も錆落としを兼ねてコンパウンドで磨いておいた。




=2005/04= フロントブレーキ掃除 (2型のブレーキ)

GT125のフロントブレーキは油圧ディスクである。誕生した頃は125ccの小排気量バイクにもディスクブレーキが装備されはじめた頃で、CB125JXのように機械式のディスクブレーキも存在していた。

解体時にはブレーキフルードも抜かず、そのままの状態で箱詰めしていたが、やっと掃除をする気になった。


空気入れと燃料ホースでエアを送る
 
 
見事ピストンの取り出し完了
 
 
茶色く変色したブレーキフルード
いくら洗浄してもこんなに残っていたとは.
 
 
洗浄完了
 
 
問題のピストンカップは純正品を購入
オイルリザーバの中にはマスタシリンダに固定するためのネジが2本。これは結構錆がでている。それにブレーキフルードは当然ながら変色してトロ〜と粘度も増している。
ひとまずマスタシリンダ、ブレーキホース、キャリパーを簡単に分解できるところまで分解してパーツクリーナと水で洗浄。
軽く汚れとブレーキフルードを洗い流した後、一旦マスタシリンダとブレーキホースを組み立てて今度はブレーキホース内の洗浄である。
ブレーキレバーを何十回か握るとブレーキホースから茶色の絵の具を溶かしたようなブレーキフルードがでてきた。
おそらく新車時から一度も交換されていない30年前のブレーキフルード・・

さらにキャリパーをつないで洗浄を始める。が、ここからが大変であった。

マスタシリンダ上のオイルリザーバに水を満たしてブレーキレバーの操作を繰り返してエア抜きの要領で洗おうと思ったのだが、10分、20分やってもオイルリザーバから水が流れ込まない。キャリパーについているブリーダからはわずかではあるが水が流れ出る気配はあるのだが。
ブレーキフルードのように粘度がないとだめなのかと思ってブレーキフルードに交換してもダメ。マスタシリンダ側のバンジョーボルトのエア抜きをやってもダメ。
ブレーキレバーを十数回握ると空気が圧縮された感じは伝わるのだが。

ここで、バケツに水を満たしてその中にブリーダを外したキャリパーを沈めてみると、レバー操作に連動してブリーダ用の穴から汚れた水がでてくるのが判った。

ならばと、マスタシリンダからピストンカップを外してみる。ゴムのキャップが傷んでいて砂が入り込んでおり、腐食もみられた。
肝心のピストンのラバーはそれほど硬化もしておらず破損もしていない。

バンジョーボルト側の穴を指先で押さえながら何度かブレーキ操作をすると、お〜、オイルリザーバの水は綺麗に流れ出して行った。

再度全体を組み立てて今度こそライン内の掃除じゃ〜

が、...結局、前と同じでオイルリザーバからはライン内に水が流れ込まない。

半日ほど(会社では見られないほど)根気よくいろいろとやってみたのだが事態は進展せず。

どうやらピストンカップのラバーが膨張していて水を送り出すのは問題はないのだが、逆にオイルリザーバから吸入した水がラバーの隙間を越えてバンジョー側に流れていけないのだろう。
指先で押さえた時は、バンジョーボルト穴自体が大きいことやピストンからの距離が短いが、キャリパーまでつないだ場合はラインに空気も入っており、ホース内の圧力があまり下がらず水を吸い出せないのだろう。(と、いうことにしておこう。)

ピストンカップは純正品が手に入ることが判ったため、購入することにした。

次はキャリパーのピストン。
ブレーキラインをつないでブレーキレバーを操作すれば出てくるだろうと思っていたが、圧力がかからないのではどうしようもない。
模型の塗装用のコンプレッサーがあるのだが、どこにしまい込んだやら。

自転車の空気入れで試してみることにしたが、空気入れの先端の形状からみてバンジョーボルトの穴に密着させることは困難なようだ。
しかしながらブリーダの先端は正に自転車の空気バルブのようで、ここにつないで手で押さえると何とか漏れも少なくて済みそうだ。

ブリーダとホースをつないで手で押さえるということは、空気入れが踏めない。
動力源としておかーちゃんの足を借りることにした。

しばらくするとピストンが数ミリ出てきた。固着はしていないようなので見込みはある。
この後も悪戦苦闘を続けたがこれ以上ピストンが出てくる気配はない。やはり錆び付いているのかなぁ
ただ、ブリーダはエアを抜くためのもので大量のエアを送り込むのは無理な話なのかも知れない。いや、無理なんだろう (^^ゞ

となるとやはり入り口であるバンジョーボルト側の穴から..

ゴソゴソと物置を探すと先日CB750のキャブレターのオーバホール時に使った燃料ホースの切れ端が見つかった。
空気入れ側にも何とか収まるし、バンジョーボルトの穴にも何とか収まる。

空気入れ〜燃料ホース〜キャリパーをつないでエアが漏れないよう手でしっかりと押さえる。
で、空気入れの動力源としておかーちゃんを用意。

様子を見ながら数回空気入れを踏み込んでみるとピストンが動き出した。

ピストンが飛び出してきても安全なように新聞紙の上にピストンを下に向けたキャリパーを置きポロ布で押さえ込み作業開始である。
何度か空気入れを踏むと燃料ホースが膨張するのがわかる。
と、そのときパン!という大きい音と共に汚れたブレーキフルードが少し飛び散った。ボロ布で押さえていなかったらさぞ悲惨な目に遭っていただろう。

相当洗浄したつもりだったが、茶色いフルードがかなり残っていた。
ピストンは点サビがいくつかあるが、綺麗な状態だった。再利用には問題はなさそうである。


新品のピストンカップをジーっと眺めてみた。
あら!?スナップリングが1個ついているのだが、大きさが違ってる..



=2004/11/03= イグニッションコイル掃除 (2型のコイル)

探し物をしていたらGT125のイグニッションコイルが目に付いた。
ちょっと掃除しておこう。

一応バラして掃除。

台座は合金の鋳物のようだった。 それほど汚れもひどくない。真鍮製のワイヤブラシでゴシゴシ..

コードはゴムの皮膜。こちらはレザーワックスをつけた布でゴシゴシ..

最後のプラグキャップはシリコーン系のスプレーを吹き付けてゴシゴシ..


コイル本体から出ているコードの皮膜の付け根にヒビ割れが多少みられた以外は外見に異常なし。
結構きれいになった。