ドレン弁(シリンダ排水弁)

ドレン弁 蒸気機関車が出発するとき、左右のシリンダからシュッ、シュッという音とともに白い蒸気を噴き出します。
蒸気機関車の魅力の一つですが、これは、ドレン弁から吐き出される蒸気と水です。

冷えたシリンダに入った蒸気は凝結して水となります。
この水を排出しないとピストンが動いたとき水を圧縮し、シリンダの蓋を打ち破ることがあります。(ウォーターハンマー現象)
このため、シリンダから水を排出できるようにしているのがドレン弁です。


運転台の排水弁開閉テコで動作させるますが、近代の機関車では圧縮空気で動作する排水弁作用シリンダを使用した空気式排水装置が用いられています。

排水弁は停車中、絶気運転中は開き、給気運転中は閉じておきます。

一番ゲージなどの小さな機関車でもドレン弁を作る例がありますが、一般的には機関車を前後させて排気口から煙室、煙突に向けて排水させます。

5インチの模型では蒸気駆動の例も多くあります。しかし、蒸気駆動の場合トラブルも起こりやすく、蒸気圧がない時は開閉が不能になります。
そのため、蒸気駆動だけでなく手動でワイヤーを引くことにより動作できるようにしてみました。

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