2号機 購入顛末記

想い出のGT125
高校生の時、初めて買ってもらったのがスズキ GT125。 行動範囲を一挙に広げてくれたバイクである。

2003年2月
息子が16歳になる直前、それまでバイクには全く興味を示すそぶりすらしなかったのに、突然バイクの免許が取りたいと言い始めた。
そういえば、XJRのマフラーを交換したとき、「いい音だね」と言ってきた。伏線だったようだ。

庭にバイクが4台、土、日曜になるとおとーちゃんとおかーちゃんがそのバイクに乗って出かけるのを見ていたらやむを得ないか..
「バイクは危ない」という言葉が通じるはずもない。
それに、私が高校生の頃バイクの免許を取らせてもらってバイクまで親に買ってもらってたことも知ってるし..まぁ、免許をとるのは良いでしょう。
んが、やはり、息子がバイクに乗るのを想像すると怖い物がある。よく、私の両親も免許をとらせてくれたものだ。

免許を取ったら乗りたいだろうなぁ~。
我が家の4台のバイクのうち、限定免許で乗れるのはブロンコのみ。これを狙っているな。

しかし、我が家のバイクの任意保険は全て30歳未満不担保。 ..インターネットで不担保特約をとった保険料の相場を見ると数万円UPは必至。
2年間乗るとすると10万円以上が消えていくことになる。
息子に見せるとあきらめざるを得ないと納得したようだ。

で、終わってもなぁと、車の保険に家族原付特約をつけるといくらアップするのか調べて見ると、わずか数千円のUP。 125ccまでなら安価にあがる。

ちなみに、私は数年前から雑誌やインターネットを見るとついGT125を探していたのである。年に1?2台は見かけることがあったが、遠方であったり、部品取り車であったりもした。
つい1~2ヶ月前もGT125を置いてある店が2軒、それも比較的近くにあることを調査済みなのであった。 しかも、1軒は一度でかけていって実物まで見ているのであった (^^;

スクーターはいやだと言っていた息子も昔の写真やらインターネットのホームページの写真を見せると乗り気になってきて、CB750を買いに行くついでに見に行くかと声をかけるとすぐに話に乗ってきた。

おそらく、私が買った後の1977年くらいのモデルで、機関の状態は不明だが、二十数年前のバイクにしては外装は非常に綺麗である。車庫に大切に保管されていたものだろう。
息子も予想以上に気に入ったらしく、家に帰っても「いいねぇ」の連発である。

息子が乗らなくなったら綺麗にして飾っておくのもいいだろうということで、購入決定。

納車
旧車専門店ではないので、バイク屋さんも整備後少し乗ってみたいということで納車まで少し時間がかかった。

いよいよ、3月29日納車、というか、引き取りに行った。以前住んでいたところの近くで現在の家からは約70km。 無事帰り着けるか!?
諸手続も終わって、GT125に跨る。お~、なつかしや。小振りであるが、ブロンコと同じような感じである。
フロントのオイルシールは交換してくれたようだ。

エンジンも暖気しておいてくれたようで、キック一発でエンジン始動。
クラッチの遊びを自分の好みに調整し、ミラーを調整してもらう。 んじゃ帰ろう!!

何せ、二十数年前のバイクなので無理は禁物。しばらくは、5,000rpmを越えないようにボツボツと..
後ろは、おかーちゃんが運転する車なので文句は言われない。

トラブル
バイク屋さんを出てまもなく3kmというところで、早くも渋滞にはまってしまう。
さあ、発進しようとするとアララ、エンスト。ところが、2~3回キックを踏んでもエンジンがかからず、やむを得ず路肩によせて、さらに、キックを踏むがエンジンがかからない。
アレ?ギヤが入っているとエンジンがかからないんだっけ?

ニュートラルに入れようとするが、ニュートラルランプがつかない。しかし、ギヤはニュートラルに入っているようである。
ウン?試しにウインカーを点けてみるがつかない。
サイドカバーを外してみると新品のバッテリーが見える。バッテリーからの線をたどってヒューズを見たら真ん中でプツッと切れていた。
この時代のバイクは今のブレード形と違ってガラス管のヒューズである。管の中は、大電流が流れて切れたような飛び散り方をしていないため、おそらくは劣化による切断であろう。

電装系は心配していただけに、わずか2~3分で原因究明完了。しかし、予備のヒューズがついていない。
早速バイク屋さんに電話して予備のヒューズを持ってきてもらった。

ヒューズを取り替えると難なくエンジン始動したが、念のため予備のヒューズを2~3本もらって、再出発。

長期間保存してあったのであろうから、オイルが各部に回ったり、擦動部が落つくまで約20kmほどエンジンの回転数にも注意をしながら走ってみたが特に問題はなそさうである。
スピードメーターもタコメーターもぶれなく動いている。 ..ただし、正しい値を示しているかどうかは不明..

快調
排気量124cc、16PS/9,500rpm、1.3kg-m/8,500rpmのエンジンでレッドゾーンは10,000rpm、さすがに5,000rpmまでに留めていると発進はもたつくし、流れについていけない。
どうせ、故障するなら早いうちに発見して修理せねばと、ちょっと様子を見るため回転をあげる。

6,000rpm前くらいからエンジン音がかわり、パワーが一気に出てくる感じである。さすが、2ストローク。6,000rpmからレッドゾーンまでもスムーズに回ってくれるし、何とか流れにもついていける。ただし、ステップに伝わる振動は凄いものがある。
エンジンからの異音もなく、ハンドルや車体のブレもない。5,000rpmを越えたところで少しフロント部から何かのビビリ音が聞こえるが、異音ではない。
ならば、後はエンジン回し放題で帰ろう..
ただし、フロントのディスクブレーキは鳴きはないが効きが悪い。慎重に帰らなければ。まぁ、悪いといってもブロンコと比べて若干劣る程度には効いている。リアブレーキはブロンコ以上に効いているかも..

ヘッドライトのON/OFFスイッチもあるが、点灯したままにしておいた。結局、渋滞等もあり、70kmの道のりを3時間半かかって無事到着。
あたりは暗くなっていたが、ウインカーを点けてもヘッドライトが暗くなるようなこともない。一応充電もできているようである。

残すはタイヤである。前後のタイヤともに側面にヒビ割れが始まっているが、旧車専門店でないのでどの程度の調子で走れるバイクに仕上がるか分からなかったのであえて交換は申し込まなかった。そのうち交換しよう。

ということで、引き取り兼各部のチェックは無事終了である。

 

タンクのカラーリングと車体に貼られた「 ちなみに、私の最初のGT125は1975年型。サイドカバーもタンクと同色だった。
メーターは、退色もなく非常に綺麗なものである。交換されたものかも知れないが、何年も車庫保管されていたものだろう。
ラムエアーヘッド上のクロームメッキ部に錆がでているが、エンジンも綺麗な物である。
エンジンを大きく見せるラムエアーヘッド。縦の溝のある部分がラムエアーヘッドである。