エンジン始動

いよいよ最終整備。
フロントブレーキのフルードを入れてエア抜き。
CB750の場合、ブレーキライン上に圧力によるブレーキスイッチがある。
ブレーキフルードを入れて圧力がかからないと動作しないが、これも無事動作確認完了。

続いてエンジンオイルを入れる。今回は添加剤も入れてみた。

ドライサンプ式のため、サイドカバー内のオイルタンクにエンジンオイルを入れて、少しエンジンを回した後に再びエンジンオイルを継ぎ足して量を調整する必要がある。
そこでまずは一応レベルゲージ中央あたりまで入れておく。

最後にガソリンタンクの取り付け。輸出仕様の新品のK5のタンクである。
ラインはK4と同じであるが、大きな違いはガソリンのON/OFF、リザーブを切り替えるコックがタンクの左側にあること。
このコック、国内仕様はK0からずっと右側についている。
ただ、ガソリンがなくなって切り替えをするときスロットルから手を離さなくちゃいけないので不便といえば不便でもある。
ガソリンがなくなりかけてエンジンがボソボソといい始めてもコックが左手ならばなんとか速度が維持できるが、右手で操作するとなるとアクセルを放した途端に一気に速度が落ちるし..

いよいよ緊張のエンジン始動である。
セルボタンを恐る恐るチョンと押してみるが...反応なし。アラ!?
再度押してみるが...アラ!?先日のテストの時は動いたんだけど。

と、いうことでテスターを持ち出して調べるが特に異常なし。
充電器を取り出して接続してみるとどうやらバッテリーが重症みたいである。
もともとハーネスがショートしたらしくてバッテリーがおかしくなったのが今回のハーネス取り替えのきっかけだったのであるが。
しばらく充電してみるが、メインスイッチONで電圧が降下する。交換が必要かもしれない。

セルボタンをチョンと押してみるとセルは何とか回るようになったみたいだ。

さぁ、今度こそエンジン始動である。
とりあえず、キックを10回ほど軽く踏んでオイルを回して、セルを2~3回回してみるとあっさりエンジンがかかってしまった。
かからなきゃ、かからないで困ってしまうが、こんなにあっさりかかってしまうと拍子抜け。

これまでしばらくエンジンをかけてないと始動にかなりてこずっていたのであるがハーネス交換の効果か!?


エンジンも暖まってきたところでアイドリングの回転数をちょっと上げようとするが..
ガソリンのコックが邪魔になってアジャスティングのスクリューが回しにくいのなんの。

これでほぼ終了であるが、気になる点が2つ。
・2000rpmから上は非常にスムーズで排気音も満足なのだが、やはりアイドリング付近のガラガラ音が気になる。(もっとも今回はそのあたりは何もいじっていないので直っていなくて当然なんだけど)
・K4以降の速度警告灯はステアリングステム上にあるのでそのまま踏襲したが、ずっと点きっぱなし。
スピードウォーニングユニットの導通はサービスニュアルのとおりに調べたが異常はなかった。
メーター内のセンサー回路がおかしいのか?

まぁ心のブレーキとして点きっぱなしでもいいけど。

あとは小物をつけて全てのネジの締め忘れをチェックすれば試運転に出られそうだ。