鉄道模型(一番ゲージ)の部屋

  • 一番ゲージは、線路軌間が45mmで、日本型車両は約1/24スケールとなる。この大きさになると電動型車両より、実際にアルコール、木炭等を燃料にボイラーで蒸気を発生させ、蒸気圧で走行する模型に興味がわいてくる。
  • 一番ゲージの模型は、自作するか、キットとして発売されているものを購入する事になる。
  • 自作の手引きとしては1970年代に「模型とラジオ」誌に(故)渡辺精一さんが8620形の製作記事を連載されていたように思うが、手元になくなったので今では確認のしようがない。
    • 補足(2000/6/24)
      先日「模型とラジオ」の発行元である 科学教材社のホームページを見ていたら、渡辺精一さんが執筆していた8620形の連載記事のコピーが販売されていた。また、その他の機関車の製作記事のコピーやエンジンのキットも発売されているようである。また、「鉄道模型趣味」誌の1972年1月号から12月号まで、大阪の(故)末近さんがC62の製作記事を連載されており、このC62は当時、スエチカ模型からキットとしても発売されていた。現在キットとしては横浜のアスターホビー社が発売しているものが手に入る。
      アスタホビー社の製品は、日本型車両は1/30スケール、米国、欧州型車両は1/32スケールとなる。

      日本型車両としては、C11、C12、C56、C57、C62、D51、9600などが発売されたが、現在入手できるものは数少ない。

  • 走行には火を使用するため、屋外のレイアウトが必要となる。(欧米では、それなりの消火、換気設備のある屋内レイアウトもあるようだが。)最小回転半径は、小型のもので1.5~2m、C62クラスでは3mとなるので、レイアウトといってもかなりの場所が必要になる。

    自宅にレイアウトを作る場所もないことからタンスの上に飾った車両をながめるだけとなってしまった。

ショーケース

  • 興味のある方には、入門書として(1998年頃の)アスターホビーの総合カタログがおすすめ。
    このカタログは単なる商品説明ではなく、蒸気についてから始まり、ボイラーの種類、弁装置の説明、レイアウトの敷設まで詳しく書かれている。もっとも、最近では手に入らないだろうが。
    最近のカタログはどうなっているのだろう。

趣味の部屋にある車両

一番ゲージのレイアウトのあるクラブ等

趣味の部屋にある一番ゲージ車両

  C57 C56
全長 683.5mm 536mm
全幅 102mm 102mm
全高 133mm 148mm
重量 6kg(エンジン4.4kg 炭水車1.6kg) 6.4kg(エンジン4.9kg 炭水車1.5kg)
シリンダ 2気筒(直径13mm×行程20mm) 2気筒(直径12mm×行程20mm)
弁装置 ワルシャート式 ワルシャート式
ボイラー型式 煙管式(9φ煙管6本)  
缶水容量 270cc(80%水位時) 150cc(80%水位時)
給油器 ロスコー式 ロスコー式
給水装置 手動給水装置(直径10mm×行程16mm) 手動給水装置(直径8mm×行程10mm)
一言 10年も経つと塗装が落ち着いてきた。

飾って見ている時にヘッドライトのレンズがないのが

非常に気になる。

これは、アスターホビーの製品全般であるが。

非常に艶のある塗装である。

個人的には同社の9600形の落ち着いた塗装が好きなのだが..

(それなりに価格差もあるが。)

ディテールはC57に比べると大変良くなっている。

スタイル
一番ゲージ C56
スナップ C57 スナップ  

(2001/09/03)

C56 スナップ  

(2001/09/03)

 

ブロア

これらのキットは燃料用アルコール(薬局で売っている)を燃料にしている。
 
燃料用アルコールの炎は青白く外が明るいと燃えているのがよく見えないときがある。
一度マンションのベランダでC57の試運転をしているとき、アルコールがもれて機関車が火につつまれたことがある。
中国では蒸気機関車のことを火車と言うんでしたっけ? まさに火の車。
アハッ、ハッ、ハッ..と笑い事ではない。
水と濡れ雑巾を用意していたので助かったが。
..皆さんも火事のないよう気をつけて楽しんで下さい。
 
運転に際しては、煙突にプロワをとりつけ、バーナーに着火する。
ブロワはモーターで回るファンで、これを煙突にとりつけることで煙室内の空気を吸い出してバーナーの火を煙室に導く役目である。

ブロワの調子が悪かったとき、ヘアドライヤーで試したことがある。
これでも十分蒸気あげを行うことができたが、シリンダからの排水が煙突から噴き出してドライヤ内部に吸い込んでしまった。
..用途外の使用はやめましょう。

趣味の部屋にある車両 C57 スナップ

C57 5、1979年の製品。
アスターの国鉄型機関車としては、初期の製品ということになる。

1999年に山口号タイプとしてC571が発売されている。
こちらには軸動ポンプがついたようだ。

 

C56を組立てた時、C57の方も久しぶりにテストベンチの上で動かそうとしたが、加減弁が水垢でカチカチに固着していた。
なんとか固着はとれたが、全閉状態にならなくなってしまい交換が必要となった。補修部品も残っていたので一安心。

通常の運転では安全弁が水垢で固着していないことを確認するために、蒸気が少し上がって来たところで弁押棒をペンチ等でつまんでみることはするが、加減弁がこんなに固着するものとは思ってもいなかった。

長く使用しないときは加減弁は少し開いておいた方がよかったのかというところである。

写真を撮っている途中に気がついた..
..連結器の解放テコが上がっていた。
..まぁ、いいか。

写真を撮ってから気がついた..
..意外にホコリがつんでいる。
..今度掃除して撮り直そう。

趣味の部屋にある車両

趣味の部屋にある車両 C56 スナップ

写真を撮ってから気がついた..
..意外にホコリがつんでいる。
..今度掃除して撮り直そう。

趣味の部屋にある車両

一番ゲージのレイアウトのあるクラブ等

横浜ライブスチームクラブ 神奈川県横浜市 現在の地に移転する前に見学させていただいたことがある。
大変立派なレイアウトで精力的に活動されていた。
新たなレイアウトを拝見してみたいものである。
日本庭園鉄道 静岡県裾野市 1番ゲージ、3.5インチ、5インチゲージの庭園レイアウトである。
広々とした敷地に手入れのよい芝とレイアウト。
残念ながら走行風景は見られなかったが、すばらしいレイアウトであった。
日本庭園鉄道のHP http://www.1-abc.com/jgr/