SUZUKI GT125発売

スズキの125ccクラスに1974年ラインナップされたバイク。
当時の新商品ニュースには

・ラムエアーシステムの2気筒アルミシリンダー2サイクルエンジン
・理想の潤滑、スズキCCIS
・リターン式5段ミッション
等を装備した高性能車です。

とある。

1976年モデルの販売価格は196,000円であった。

1975年大卒男子の初任給が91,272円、2009年大卒初任給が208,306円で約2.28倍の伸びということからみると2009年現在では446,880円くらいか。

しかしながら2009年現在125ccクラスにはスクーターがラインナップされているだけ。
ちなみに、2009年現在ホンダVTR250は556,500円、スズキST250Eは471,450円。

SUZUKI GT125諸元

主要諸元

項目 諸元
車名 スズキ GT125
型式名 Ⅱ-1319(2型)
全長(mm) 1,910
全幅(mm) 770
全高(mm) 1,065
軸距(mm) 1,230
最低地上高(mm) 140
シート高(mm)
乾燥重量(kg) 115
最小回転半径(m) 2.0
エンジン型式 2サイクル 空冷・2気筒
弁方式 ピストンバルブ
総排気量(cm3) 124
内径×行程(mm) 43×43
圧縮比 6.8
最高出力 16PS/9,500rpm
最大トルク 1.3kg-m/8,500rpm
登坂能力 22゜20′
燃料消費率 50km/l(50km/h定地)
キャブレター型式 VM18SC
エアスクリュー戻し 1 1/2(1.5回転)
始動方式 キック式
スパークプラグ B-8HSまたはW24FS
アイドリング 1,300rpm
点火方式 マグネット
潤滑方式 CCIS
オイル量 800cc
燃料タンク容量(l) 10
バッテリ容量/形式 12N5-3B 12V5AH
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式・5段リターン
変速比 1速 3.000
2速 1.812
3速 1.250
4速 0.956
5速 0.800
一次減速比 3.210
二次減速比 3.846
フレーム形式 セミダブル クレードルパイプ
キャスター 63゜
トレール(mm) 97
ブレーキ 形式 (前) 油圧式ディスク
(後) 機械式ドラム
タイヤ サイズ (前) 2.75-18-4PR
(後) 3.00-18-4PR
舵取り角左右 42゜
懸架方式 (前) テレスコピック
(後) スイングアーム

キャブレター

項目 諸元
メインジェット(MJ) #70
エアージェット(AJ) 2.5φ
ジェットニードル(JN) 4F19-3
ニードルジェット(NJ) N-8
スロツトルバルブ(CA) 2.5
パイロットジェント(PJ) #25
パイロットアウトレット(PO) 1.0
エアースクリュー(AS) 1 1/2
バルブシート(VS) 1.3
スタータージェット(GS) 50
油面調整基準 19.9 ±1

電装品

項目 諸元
ヘッドランプ 12V-35/25W
テールランプ 12V-8W
ブレーキランプ 12V-23W
ターンシグナルランプ 12V-23W
ニュートラルランプ 12V-3.4W
スピードメーターランプ 12V-3.4W
タコメーターランプ 12V-3.4W
ターンシグナルパイロットランプ 12V-1.7W
ヒューズ 15A
バッテリー容量 12V5AH (12N5-3B)

SUZUKI GT125フレーム番号と塗色/グラフィックパターン

フレーム番号

型式 モデル フレーム番号 発売年
GT125 MODEL L 10001~ 1974年
GT125-2 MODEL M 28157~ 1975年
GT125-3 MODEL A 41794~ 1976年
GT125-4 MODEL B 60799~ 1977年

塗色

色番号 色名 機種
1型 2型 3型 4型
002 ライトブルー
019 ブラック
064 ピュアホワイト
279 ブライトブルーメタリック ○(国内)
403 ブラック
724 テーピングスカイブルー
737 スターダストシルバーメタリック ○(国内)
742 シルバーメタリック(テープ)
758 キャンデータヒチオレンジ
797 マウイブルーメタリック
まだ調査中
4型不明
輸出仕様のものも含まれており、この色すべてが国内で発売されたものではない。

グラフィックパターン

SUZUKI GT125 1型 グラフィックパターン
SUZUKI GT125 1型 グラフィックパターン

SUZUKI GT125 2型 グラフィックパターン
SUZUKI GT125 2型 グラフィックパターン

SUZUKI GT125 3型 グラフィックパターン
SUZUKI GT125 3型 グラフィックパターン

SUZUKI GT125 4型 グラフィックパターン
SUZUKI GT125 4型 グラフィックパターン

2号機&3号機比較(2型-4型比較)

GT125

高校生の時のGT125は2型、次に買ったGT125は4型、(現時点で..!?)最後に買ったGT125は2型。
CB750にしてもK0~K6までで細部に違いは多々あるように、GT125でも細部に違いが見られる。

しかし、1975年に発売され30年もたった現在では完全にノーマルの姿を保つのは困難である。
CB750のように大量に販売されたメジャーなバイクとマイナーなバイク、アフターマーケットの市場構成、ホンダとスズキのパーツ供給に対する考え方なども影響はあるだろう。

外見上の違いを見てみると..

GT125 サイドカバー 2型 
GT125 サイドカバー 4型 
サイドカバーの色 
左の写真、上が2型、下が4型である。ちらっと見て一番わかる違いは、サイドカバーの色。2型はタンクと同色だが、4型はタンクの色にかかわらず黒色となっている。
..ただし、カバーを取り替えたり、色を塗り直したら違いはわからない。

タンクのストライプテープの形状とカラーのラインナップ
これは、マイナーチェンジ時のお約束。
カラーリングについては他のバイクも含め、ブルー、シルバーは定番のようだ。
GT125にも用意されていた。

タンクの「SUZUKI」のエムブレムは、4型ではネジ止めになっている。

よ~く見ると「SUZUKI」の書体も異なっている。

また、タンク後方をフレームに固定する方法は2型ではゴムのベルトであるのに対して4型ではねじ止めとなっている。

グラフィックパターン
1型、3型のグラフィックパターンについてはこちらにメモ

GT125 テールランプ 2型 
GT125 テールランプ 4型
テールランプの形状 
1~2型は丸型。4型では四角い形に。高校生の頃乗っていたバイクのリヤにはオプションでキャリアをつけていた。
キャリアはパーツリストにも掲載されている純正品があった。(現在は絶版となっている。)かばんをくくりつけるには便利だった。でも、通学にバイクを使用するのはいけなかった。
悪いことをしたと反省..したか、しなかったかは不明!?
 
 

GT125 ウインカー 2型
このボディは違っているがレンズは2型のでしょう
GT125 ウインカー 4型
ウインカーの形状 
ウインカーボディは1~3型は半球状で、レンズも結構でっぱっている。
4型のボディは凸型で、レンズも平べったい。今回購入した2型はボディは4型と同じ形状のものだった。残念。 あら?4型のウインカー、やたら空を仰いでる..直さなくちゃ
GT125 ウインカーステー 2型
GT125 ウインカーステー 4型
フロントウインカーステーの形状 
2型では、フロントフォークを覆う形のメッキパーツであるが、4型ではフォークの上端と下端で支持するものとなっている。今回購入の2型は4型と同じ形状のものであった。
残念..なので購入した。
 
GT125 リヤショック 2型 
GT125 リヤショック 4型
リヤショックのカバーの有無
2型ではショック上部にカバーがあるが、4型ではなくなっている。(3型からカバーなしに変更されているようだ。)
ショックのスプリングは細いのでカバーがないと貧弱な感じもする。今回購入の2型は若干メッキに傷みが出てきている。
黒っぽく写っているのは空気圧のコーションラベル。
4型はチェーンケースについている。また、ショック上端の後方に写っているのがフレームに貼り付けられた型番を表示するラベル。
「GT125-2」、「GT125-4」と印刷されている。 

シートロック

2型のシートではシートロック部がわずかではあるが、半円形に削られてモールも二分割されている。
対して4型ではシートロック部がリヤサス前方に移動され、且つシートの下に位置するようになっているのでモールは一本である。

GT125 ハンドルグリップ 2型
GT125 ハンドルグリップ 4型
ハンドルグリップのパターン 
パーツリストによると、グリップのパターンは3型から変更されているようだ。
NOW PRINTING その他 
細かい部分を言えば4型ではギヤシフトレバーのカバー部にグリス注入用のニップルがついていたりする。 
  フレーム番号 
違いではないが、ついでに..

GT125   10001~
GT125-2   28157~
GT125-3   41794~
GT125-4   60799~

他にも、エンジンのマウントプレートと取り付けボルトの数、チェーンカバーの取り付け方法などかなり多岐にわたって変更されているようではある。
(..パーツリストを見る限り3型から4型になった時に細部に差が出てきたようだ。)

ちなみに、1型のサイドカバーの「GT125」のエムブレムは立体型であったが、2型以降はフィルム(シール)に変更されている。
..1型後期でフィルムに替わった様子?
 
私の好みは2型のタンクストライプの形状とブルーのカラーリング、タンクと同色のサイドカバー、半球状のウインカーボディーとレンズ...つまり、2型の全てが好きということになろうか。
やはり、最初に買ったバイクという思い入れがあるからだろう。